これはなんだろう?「柏の葉公園公園センター」に展示されていました。作者は「浜野彰夫さん」。手に取ってご覧くださいとのこと。
NETで調べてみると、浜野さんは「木喰仏(もくじきぶつ)」によく似た羅漢(らかん)さんの顔を色々な木(剪定枝等)に彫るのだという。
材料は半年から1年ほどかけて陰干し、皮付きの木に彫って、その木が持つ樹皮の表情、木目の美しさを生かした作品に仕上げるそうです。
カシワ、カクレミノなど、一体一体に樹種が書かれたラベルが付いています。
ごらんのように大量に展示されていました。120体くらいあるでしょうか?一つ一つの表情が豊かで、素材の木によっても質感が違って見えます。よく見ると顔つきがユニークな羅漢もありました。
浜野さんは2013年時点で既に羅漢さんを520体くらいは彫ったそうです。(※羅漢:煩悩をすべて断滅して最高の境地に達した人。)
定年後の楽しみとして素晴らしいですね。いまでも彫り続けているのでしょうか?
(※一部、ちいき新聞「チイコミ」から引用させて頂きました)
因みに「木喰(もくじき)」(1718年- 1810年)は、江戸時代後期の仏教行者・仏像彫刻家で「木喰仏」(もくじきぶつ)の作者。日本全国を旅し、訪れた先に木造の仏像を刻んで奉納したそうです。全国におびただしい数の遺品が残っているそうです。
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