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冬の花:榛の木

2024年02月03日 | 花さんぽ・花めぐり

ハンノキ(榛の木)」(Alnus japonica)の花粉が飛んでいます。

スギ花粉症の人の約20%の人がハンノキの花粉にも反応するそうです。

ハンノキは日本全国に分布し、スギ花粉より少し早く飛びはじめます。

カバノキ科ハンノキ属の落葉高木 

日本(北~九)、中国、アジア東北部に分布し、湿った場所に生える代表的な木。

樹高は成長すると10~20mほどになります。

樹皮↑は紫褐色で不規則に浅く裂けて剥がれます。

花期:1月中旬~2月 雌雄同株で、雄花序は葉の出る前に、前年枝の先に2~5個つきます。

はじめは直立しているが、開花時には黒褐紫色で長さ4~7㎝の雄花序を尾状に下垂します。

雄花の花序より基部の葉腋から1個ずつ雌花がつきます。

葉は互生し長楕円状卵形で、長さ7~12㎝。葉縁には浅い鋸歯があり、基部はくさび型で先端が尖る。

葉の表面は無毛ですが、裏面ははじめ毛があるが後に無毛となります。

若い花穂(かすい) 果穂は長さ1.5~2cmの楕円形。堅果は扁平で、両側に狭い翼がある。

冬芽。 松かさ状の熟した果穂は、ほぼ一年中見られる。

同じ仲間で葉がサクラに似ている「サクラバハンノキ(桜葉榛の木)」(Alnus trabeculosa)

準絶滅危惧種(NT)樹高は5mほで、ハンノキに比べ、葉身が長く、網状脈が深く、樹皮がなめらか。



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