花が横向き咲くのが特徴の「ヘレボルス×エリックスミシー」(Helleborus × ericsmithii )
有茎種の原種、「リビドゥス(リビダス)」と「アーグティフォリウス」の交配種が「ステルニイ」。
さらに「ステルニイ」に「ニゲル」を交配した三種間雑種がこの系統「エリックスミシー」です。
育種家の横山暁氏が2000年に作出した品種で、早咲き、多花性、生育旺盛で、鉢植え、庭植えでも楽しめます。
この系統は、次々に新しい品種が発表されていますが「どの原種の特徴を強く出しているか」で品種ごとに違いがあるそうです。
'230223 エリックスミシーより、更に花数が多い品種が’シューティング・スター’('Shooting Star')です。
多くの流れ星が瞬く流星群をイメージして名付けられたそうです。
’240119 ヘレボルス(クリスマスローズ)’シューティング・スター’(Helleborus x ericsmithii 'Shooting Star')と呼ばれます。
キンポウゲ科クリスマスローズ(ヘレボルス)属の耐寒性常緑多年草
花期:冬~春 花径:5~7cmほど
クリームホワイトの星型の花咲き進むにつれグリーン帯び、落ち着いたピンクに変化する。
花だけでなく葉に観賞価値があるものが多く、花期以外も楽しむことができます。
'220310 「ヘレボルス・ゴールドコレクション’シューティング・スター’」
なお、複雑な交配種のため種子ができず、繁殖は”株分け”か”メリクロン”で行っています。
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