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秋:犬唐松

2021年10月17日 | 花さんぽ・花めぐり

’211011 埼玉県花と緑の振興センター(川口市安行)※大阪の「万博公園」には30本ほどあるそうです。

青空に「イヌカラマツ(犬唐松、犬落葉松)」(Pseudolarix kaempferi)が輝いて見えました。

黄金色をした松ぼっくり(球果)が沢山生っています。

葉色は新芽時期には鮮やかな黄緑、夏に濃緑色になり、秋には黄葉し、その後落葉します。カラマツより黄葉が美しいとのこと。

マツ科イヌカラマツ属の落葉高木(1属1種)で、「カラマツ(唐松)」(Larix kaempferi)とは別種です。

一名:キンショウ(金松)、英名:「Golden Larch」。

中国の限られた地域にしかない奇産種で、中国名は「キンセンショウ(金銭松)」。

中国では「お金の貯まる木」と呼ばれ、縁起のよい木とのことです。

カラマツよりも葉が大きいこと、球果は、熟後くずれて鱗片がばらばらになって、中の種子は風で飛ばされることなどが異なります。

1枚の鱗片の内側に種子(羽根つき)が2個つきます。

樹高は30~40m。短枝には針葉が輪を描くようにつきます。

 

カラマツ(唐松)」(Larix kaempferi)の球果↑。日本固有種で樹高は20~40mほど。

日本に産する針葉樹のうち唯一の落葉樹です。

カラマツの黄葉



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