昨年、所用があって松戸市の小金原支所に行ったら、駐車場に写真のバスが止まっていました。
ボディには「グリーンスローモビリティ(Green Slow Mobility)」と記されています。
車両は「タジマモーターコーポレーション」↑の「NAO-6J」を8人乗りにした松戸モデルの車両。
調べてみると、「グリーンスローモビリティ(グリスロ、GSM)」とは、国土交通省と環境省が導入を推進している、時速20km未満で公道を走ることができる電動車を活用した小さな移動サービスで、その車両も含めた総称とのこと
松戸市のグリスロは、市が車両を購入して所有し、ドライバーは地域住民がボランティアとして参加。乗車料金を無料としているのが特徴です。
地域住民の自分らしい暮らしを支えるために、地域での買い物やグループ活動、イベント等さまざまな地域の活動に活用できるそうです。
なお、小金原地区会(19町会)は、市内で最も高齢化率が高いこの地区に地域の互助の力で地域の移動手段を確保し、多機能で付加価値の高い車両を活用して、安心・安全で誰もが住み続けられる地域の実現を目指しているそうです。(河原塚地域でも実施)
本事業の運営は地域住民が主体となっており、地域住民が自ら困りごとや課題に向き合い、対応結果を踏まえながら、改善を図っている姿は、単に行政が旗を振って市民に協力を促すスタイルとは一線を画す取り組みとして、 第3回(2023年度)『クルマ・社会・パートナーシップ大賞』(CSP大賞)のうち部門賞となる「モビリティ・ソリューション賞」を受賞しました。
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