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受験シーズン:山香ばし

2023年01月03日 | 花さんぽ・花めぐり

1月といえば「受験シーズン」

ヤマコウバシ(山香ばし)」(Lindera glauca)の最大の特徴は、枯れた葉が冬でもたくさん残り、春になってから落ちることです。

冬に葉が「落ちない」ことから「受験に落ちない」に掛けて、合格祈願のお守りとしても人気があるそうです。知らんかった。

秋になると熟した実や枝から芳香がすることが樹名の由来です。

クスノキ科クロモジ属の落葉低木で本州 四国 九州に分布。雌雄異株で日本にはなぜか雌株しかないそうです。

樹高:2~7m。花期:4~5月、雌花は淡黄色の小さな花ですが見たことがありません。

美しく紅葉します。

日光にかざすと鮮やかに見えます。

果実は直径7㎜の球形で、10~11月に黒く熟す。

ヤマコウバシは環境の変化により常緑樹から落葉樹へと変化し、常緑樹の性質を少し残し、春まで葉を落とさないそうです。へ~え!

因みに「カシワ(柏)」↑も秋に枯れた葉は春に新芽が出るまで落葉しません。

そうしたことから「子孫繁栄」の縁起樹です。こちらも昔は常緑樹?



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