田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

冬の紅葉:西洋柘植

2025年01月27日 | 花さんぽ・花めぐり

'250122 紅葉が美しい「セイヨウツゲ(西洋柘植)」(Buxus sempervirens)です。

別名:ヨーロッパツゲ、スドウツゲ(須藤柘植)

箱を作るのに向いている木材であることから英名「ボックスウッド」(Boxwood)という名前がつけられ、園芸店ではこの名で販売されています。

ツゲ科ツゲ属の常緑低木 地中海沿岸原産

'231124 イヌツゲ(モチノキ科)と良く似ているが、葉が対生すること(イヌツゲは互生)で区別できる。

'231124 葉は長楕円形から倒卵形で全縁、明るい黄緑色をしている。

’241217 冬季に赤茶色に紅葉するが、枯れたようにも感じるため、好みが分かれる。

’241217 花期:3~4月。緑黄色で花弁のない、目立たない花をつける。観賞価値は低い。

丸く刈り込んだセイヨウツゲ。刈り込みに耐えることから、生垣などに多用される。

花後にできる果実は緑色から黒紫色に熟す。

因みに同じ仲間(ツゲ科ツゲ属)で日本原産の「ツゲ(柘植)別名:ホンツゲ」↑(B. microphylla var. japonica)の葉は本種と同様、対生につく。

セイヨウツゲはツゲよりも、葉幅がやや広く、葉の形はやや円みが強く、葉の色がやや明るい、冬期に紅葉するなどですが、見分けるのは難しい。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿