今日はこれから全国旅行支援を利用してフルハウス経由で近場に一泊二日で出かけてきます。
色々な事情があり遠出ができないのでやむを得ません。
たまには’かみさん’に上げ膳据え膳で楽させてあげないとね。
「みかん」と言えば、一般的には圧倒的に収穫量の多い「温州みかん」を指す言葉として用いられます。
'221125 では今回の「キシュウミカン(紀州蜜柑)」↑(Citrus kinokuni)は?
江戸時代にみかんといえば「紀州みかん」が主流で、家名の存続が重視されていたことから種の無い「温州みかん」は避けられていました。
明治時代を迎えると、その食べやすさと玉の大きさが人気となり、生産が盛んになり、多くの品種(青島温州、宮川早生など)が生まれました。
現在、多くの柑橘の産地では紀州ミカンはその姿を消し、わずかに古木が残っている程度です。
西日本や中日本では「コミカン」、東日本では「キシュウミカン」呼ばれます。
また、産地の地名を冠した名前も多く、「本ミカン」とも呼ばれますが、園芸学会では「キシュウミカン」としています。
静岡市の駿府公園には”家康手植えのミカン”(キシュウミカン)」↑があって’県の天然記念物’に指定されています。
本種は、中国産のミカン科ミカン属の常緑低木。
香りが強く種のある小形の実(果実重 50g 程度)を結ぶのが特徴。
成長は遅いが、強健で長寿命のため大木となり、樹齢 200~300 年と推定されている古木が各地に残っているそうです。
葉は小さく、葉身の長さは 8cmほどで、楕円状披針形。
葉は薄く、葉縁にはごく浅い鋸歯があります。
花は白色の小さな五弁花。花期は 5 月上・中旬で、温州ミカンとほぼ同じ。
なお、ミカンの詳しい情報は果物ナビ「https://www.kudamononavi.com/」と農林水産省の「https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1701/spe1_01.html」をご覧ください。
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