最近、'03~'06に購入した「愛蔵版・花おりおり」(全5巻)を読み直しています。
この本は朝日新聞の一面に’01~’06の5年間、毎日連載されたコラム「花おりおり」をまとめたものです。
著者は農学博士の湯浅浩史さんです。
四季折々の植物を短いコラムの中で絶妙に表現していて、まさに’知と癒しのベストセラーシリーズ’です。
’090711 ショウガ科の「トーチジンジャー」(Torch Ginger)
生姜の松明(たいまつ)を意味します。
植物園の温室でしばしば見かけます。別名「カンタン(マレー語でショウガ)」。
’050806 熱帯アジアを原産とするショウガ科の多年生植物。
草丈約3~4mになり、葉は細長く「ショウガ」に似ています。
’050806 葉柄は、赤紅色で、株の基部から別に生じます。
高さ1~2mの真っ直ぐな杖のような花茎の先端に球状の花序を付けます。
’100926 花色は赤色又はピンク色の目立つ花を咲かせる。
10数枚の苞が重なって球形に見えます。黄色の縁取りに見える部分が花です。
開花期は周年ですが、植物園では夏(撮影日:7~9月)に見かけました。
’060817 果実は生食し、花序は薬味に、種子は香辛料として利用されます。
<追録>
’210610 ’ピンク・トーチ’
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