「ナツミカン(夏蜜柑)」
袋は苦味があるので、果肉だけを食べるのが一般的。さわやかで甘酸っぱい味。産地は熊本県や鹿児島県など。
[出回り時期]2月~6月
「アマナツ(甘夏)」
ナツミカンの枝変わり品種
「ハッサク(八朔)」広島県因島市田熊町の恵日山浄土寺の境内で1860年に住職が発見した偶発実生とのこと。
陰暦の8月朔日(8月1日)ころより食べられることから八朔の名がつけられたそうだ。
果汁は少なくプリプリした食感。袋を開いて果肉のみを食べる。主な産地は和歌山県や広島県。
[出回り時期]2月~4月
「ハルミ(春美)」 交配種:清見×ポンカンF-2432
市場にはほとんど出回らない貴重な柑橘。
「ヒュウガナツ(日向夏)」 別名:コナツ、ニューサマーオレンジ
皮の裏についている白い"ワタ"にも甘みがあり、袋までおいしい。宮崎県や高知県で生産。
[出回り時期]12月下旬~翌5月
「ブンタン(文旦)」 別名:ザボン
高知県の特産品。皮が厚くて種も多いが、弾力のある果肉は甘くジューシー。豊かな香りも楽しめる。
[出回り時期]1月~4月
「シラヌイ(不知火)」
出っ張った頭が特徴。ほとんど種がなくて食べやすい。「デコポン」は熊本果実連が商標登録したブランド名。
[出回り時期]12月下旬~翌5月
「キンカン(金柑)」 別名:マルキンカン(丸金柑)
果肉は少し酸っぱいが、皮は甘く、むかずに丸かじりできる。主な産地は宮崎県、鹿児島県。
[出回り時期]1月~3月
「キヨミ(清見)」
アメリカ産オレンジと温州みかんの交雑種で、とても甘みがある。現在は愛媛県、和歌山県などで生産。
[出回り時期]3月中旬~5月
「クネンボ(九年母)」 日本の柑橘類の祖先の一つ
果肉は柔らかく、果汁が多く、甘み・酸味とも強い味が濃厚。生食、沖縄伝統的菓子の材料に使用。
「コウジ(柑子)」 別名:ウスカワミカン(薄皮蜜柑)
温州みかんより、糖度が低く酸味が強い。種は多いが日持ちは良い。
「スイートスプリング(Sweet Spring)」 交配種(八朔×温州みかん)
果汁の酸は少なく、糖度が比較的高いので、食味は良い。成熟期は2月
栽培が難しく生産量が少ないため、流通が少ない珍しい柑橘。
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