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静岡県富士山世界遺産センター:富士宮市

2018年05月17日 | 気になる物(乗物・建造物・構造物:巨木など)
5月13日(日)、蒲原宿で「旧五十嵐歯科医院」などを見学したあと、富士宮市に昨年12月開館した「静岡県富士山世界遺産センター」に行って来ました。荒天なので観覧者は少ないのかと思いきや結構多くの人がいて賑わっていました。
同館は平成25年6月にユネスコの世界文化遺産に登録された「富士山ー信仰の対象と芸術の源泉」を後世に守り伝えていくための拠点施設です。

途中、富士市の道の駅「富士川楽座」に立ち寄り、土産といつもの「記念きっぷ」を購入し、富士宮市に向かいました。

「蒲原宿」にいる時から強雨でしたので、同館からの富士山の姿は望めませんが、逆円錐型の建築フォルムが印象的な同館を是非見たいと思い訪れました。
設計は㈱坂茂(ばんしげる)建築設計。地上5階建て、敷地面積 約6,100㎡ 、建築面積 約2,000㎡ 、延床面積 約3,400㎡、総工費は40数億円とか。主要用途は博物館だそうです。

展示棟の外観として県産材を使った木格子(富士ヒノキ)を使用(室内から)

建築は「佐藤工業・若杉組特定建設工事共同企業体」の施工ですが、この円錐形の木組みはさぞかし大変だったことでしょう?

とにかく凄い雨で写真撮影もおぼつかない状況で、写りが悪いのはご容赦下さい。
富士山世界遺産センターは山梨県河口湖町に「山梨県立静岡県富士山世界遺産センター」(平成25年6月南館開館)がありますが、こちらは静岡県が建設したものでです。

展示棟では、1階から5階(最上階)を繋ぐ螺旋のスロープ(全長:193m)を登りながら展示を鑑賞するようになっています。

海からの富士登山を疑似体験できる映像が流れ、早回しにしているため迫力満点で吸い込まれるような錯覚に陥る感じです。

富士山から見た夜景。因みにプロジェクターはパナソニック製でした。傾斜の付いた曲面の長大な壁に映像を映す技術もすごいですね。

5階展望ホール。本当は遮るもののない、本物の富士山が拝めますが、当然ですが雨で富士山は全く見えません。

天気が良ければ本当はこのような富士山が眺望できます。(椅子に置いてあった写真を撮影させて頂きました)

センター前面に湧水を引き込んだ水盤をつくり、建物の象徴である逆さ富士が鏡のように映ります。

2階の映像シアターでは265インチの大画面に高精細な4K映像を上映。「天の巻」「地の巻」の2種類の美しく雄大な富士山の自然や文化等の映像が楽しめます。こちらも迫力ありますよ。

この後、今宵宿泊する沼津駅前のホテルに向かいました。沼津は別ページで。






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