みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 秋来ても 梅やん忙し 庭ススキ。

2020-09-08 07:02:00 | 日記


昨日の台風10号は徳島県内はたいした風雨にはならず良かったです。デイセンターに避難していた梅やんはそのままデイサービスで夕方まで見てくれました。私は朝8時半にデイセンターを出て実家に帰ってきましたが、途中の追立ダムや坂州木頭川は増水していました。


実家は土砂災害防止法の特別警戒区域に指定されており、避難勧告になると夜中でも戸別告知端末器の防災放送がけたたましく音声を響かせて、叩き起こされます。その時は自動車に布団を積むのも、梅やんの身柄を押し込むのも風雨の中になります。認知症の梅やんは理解ができないので車に乗ろうとしません。以前にはそれで遅くなって困ったので、早めに避難準備の時に出て行くようにしました。


台風が過ぎた後の庭にススキが穂を出しております。秋の虫もよく鳴いております。梅やんは来年の今頃はホームに入っているかも知れません。「ここはワシのウチじゃ!怒られてばかりで何じゃ面白いこたあない。早う出ていてくれ」という梅やんですが。私からすれば、私が世話に来ているのだから、あまり世話かけないように落ち着いて庭のススキを眺めたり、虫の音を聴いて休んでいてくれれば、その方がずっといいと思います。しかし、普通の病気と違って認知症は落ち着いておれないのです。「大の男が仕事もせずに、どなにするつもりか」と。ショートステイの期間を延ばして変化を見て行くことにしましょう。

来月のケアプラン原案を作りました。梅やんは、井川の私宅で3日間、沖洲のセツ姉宅で3日間、木沢の社協デイサービス利用13回、石井の老健施設短期入所9日間、というスケジュールを組んでみました。これで受け入れ側が行けるかどうか。今日はこれでケアマネジャーさんに頼んでみようと思います。







梅やんは今日もデイサービスです。




それでは今日はこの辺で。