みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 セツ姉たちが帰り行く

2020-09-22 07:19:00 | 日記


昨日は良い天気でした。セツ姉たちはリキさんの法事の後も1日泊まってくれて洗濯やら掃除やら、食事の準備などしてくれました。
孫のマサト君は梅やんの着替えを手伝ったり、薬を飲むよう勧めてくれたりよくしてくれました。マサト君は50歳になるのですが生まれた時から自閉症です。優しくて、私が梅やんに声を荒くして居ると、シーッ、シーッと注意してくれます。リキさんには初孫でした。


リキさんは94歳と8ヶ月生きて世を去りました。あれから16年が過ぎました。月日が経つのは早いものです。
私が梅やんをみることになって9年の間に、アイエイチIHのコンロを2台壊し、卓上のガスコンロも壊したので足らなくなり、昨日、私は下のホームセンターまで午前中に買いに行ってきました。梅やんが毎日カチカチスイッチを押すものですから。
午後4寺半、セツ姉たちが徳島市に帰り着いたと電話をしてきてくれ、梅やんが出ましたが、梅やんはセツたちが来ていてくれた事を記憶しておりませんでした。
帰りに見送る時、「あれはどこに居るんぞ?香川におるんか?」と私に聞いてきたくらいです。梅やんは笑いもせず、ありがとうとも言わず、随分と怒りっぽくなりました。
それでは今日はこの辺で。