みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 秋の雨

2020-09-12 04:49:00 | 日記
昨日は一日中ほぼ雨が降っておりました。私はマイカーを近くのイシヤ自動車店に修理に出しに行き、池田の外科医院で手指のガングリオン術後の糸抜きをしてもらい、マルさんの整体で腰の治療をしてもらうなどして過ごしました。
梅やんは朝、デイサービスへ行き、4時過ぎには送迎で帰って来ました。
私が家人の車を借りて1時間半ほど仕事に外出していた間に、梅やんは家のカギを中から開けて出て行こうとしたそうです。
「明日は山にいんで畑に菜をまいたりせないかん。もう何日も泊まらせてもろうた。その方がお互いによかろう。明日はママ食べたらいちばんに山へ送って行っておくれ」としきりに言っておりました。
それでも、食前に飲ませた漢方薬が効いてきたのか、午後8時過ぎには寝てくれました。


梅やんは十数年前の気持ちでおるようです。すでに私の家に来ていることもあまり理解ができていません。
車の修理と介護人の身体の修理と、修理の効かない梅やんの認知症の頭との、矛盾をかかえたまま10年目の時が流れて行きます。
それでは今日はこの辺で。