みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 不安を覚える日

2020-09-10 06:03:00 | 日記
梅やんは昨日もデイサービスへ行きました。梅やんは、家の雨戸を閉めて、私の部屋の電気のコンセントを全部引き抜いてから出て行きました。居間のテレビは画面がギザギザの消し方をしています。時間があると、この様にします。独居生活の時にはこのようにして出かけていたのでしょう。


梅やんを井川町の私の自宅に連れて行った認知症の初期の頃、コンセントを抜かれる事件が多発しました。テレビも電話も、ファックスも、クーラーも全部のコンセントを引き抜かれる事に気がつきました。今もこの病気の行動は治りません。
家族と共同生活をすることが困難になります。


今週の私は家事ばかりです。梅やんが出て行った後のトイレ掃除、洗濯機を回して干す作業、雨どいの修理のコンクリート塗りなど。私の昼食は1時ごろに四季美谷温泉でカレーライスを食べました。


温泉からはロクロ山が見えます。


山の天気は変わりやすく雨が降ったり止んだりの1日でした。私の腰の座骨神経痛が出てきてゆっくりとした動作になります。不安がよぎります。体重を減らさなければ。


夕方の梅やんは機嫌良くデイサービスから帰って来ました。お茶を沸かして置いて、外から帰ってきて見ると、梅やんがインスタントの味噌ラーメンの袋を開けてヤカンに入れようとしていました。やめさせて、次は白菜の漬け物を食卓に出してあげると、醤油を入れられました。そしてキュウリ漬けの残りを混ぜようとしておりました。
お前は寝ておれ!。「怒られてはしょたえはでけんわ」という梅やんを引っ張って行って布団に寝かせて置いて、食卓の準備をします。
鳥のレバーを焼いて出してやると、口に入れて噛んだ後に吐き出して「クソのかたまりのような物じゃ」とぬかします。
食後の薬と安定剤を飲ませてからは、早く梅やんは寝床に入りました。3時に起こして紙パンツを交換するためにトイレ誘導しました。
今朝は元気にウコッケイが鳴いています。鳥たちは卵を産まずに餌ばかり食べています。
今日は家の中の片付けと掃除です。あと10日すればリキさんの17回忌、法事を致しますので。
なお、今夕、デイサービスの後、井川町へ梅やんも移動します。
それでは今日はこの辺で。