4+2+2+2 Wheels Life

車輪にまみれた自転車好きのブログ
でしたが…ただいまランニングに浮気中?

最高ライドでSS考!

2016-02-07 20:41:00 | 自転車
関東と広島から昨年のSSWC実行委員のお二人をゲストにお招きしてのライド。

ご覧ください、すべてSSバイクですよ!!


それぞれ見てみましょう!濃いので覚悟してくださいね(笑)


VASSAGO


NINER


TADAのオーダーフレーム ここにも載っていますね


MONKEY


GARYFIHSER


TESTACH


CANNONDALE


最後に私のOS BIKES  (当日写真撮り忘れた…)


どうでしょう?? 
息ができないくらい濃い空気を感じていただけましたでしょうか??


メンバーも最高!天気もコンディションも最高!
本当に楽しいライドでした。


しかし、楽しさ・気持ちよさのワケはもう一つありました。
それは『ストレスフリー』ということです。

SSの場合、(ギア比にもよりますが)時速20㎞以上は漕いでも空回りするだけなので、足はほぼ止まった状態になります。つまり『加速』は重力と荷重移動のみに頼ることになります。


SSライダーで列になって走ると、自分のライン取りのミスや必要以上のブレーキがそのまま車間として現れます。漕ぐことでごまかせないため、いやでもその差を認識できてしまいます。

逆に言うと前走者についていくためには、なるべくブレーキをかけないスムーズなラインを選ばなくてはなりません。


今回のライドでは私の前には、MTB歴の長いとても上手い3名に走っていただいたのですが、車間が詰まってのブレーキというのがほとんどなく、ず~っと同じ間合いで走り続けることができました。


コギにしろ、加速にしろ、ブレーキングにしろタイミングがほぼ一緒なので全然ストレスを感じないのです。


かといって完全にシンクロしたラインを通っているのではなく、バームに上がる高さを調整したり、微妙にラインをクロスさせたりしてちょっとロスのある走り方をすることで、ブレーキをかけない加減速を各々が やっているんですね(のように後ろからは見えました)。


SSだからこそ体感できた気持ちよさ。本当に最高でした。



もう一つ今回感じたことがあります。

今回は伝家の宝刀?一張羅?の超軽量ホイールを使いました。
普通の登りでは当然ガンガン走れて調子イイです。しかしSS特有の極低速での登りでは、少しトラクションが抜けやすかったような気がします。 

あくまで想像ですが、超軽量のリムと完組ならではの高テンションのスポークで『軽く・硬い』ホイールは、人間が掛けた力がそのままタイヤに伝わっていたのかと思います。

結果として人間エンジンの出力調整が下手だと過大な入力になりやすい。

対して、それなりの重さのリムとテンション低めの手組で『ちょっと重く・ちょっとやわらかい』ホイールは同じ入力に対しても微妙なねじれ・歪みを生じて結果的に入力の角を丸くするトラクションコントロール的な役割を果たしていたのかなぁと…


ギアードであれば、当然ギアを調整すればいいだけの話で、軽さ・硬さはメリットが大きいはずです。SS特有の現象なのでしょうかね?そういわれてみると手組ホイールを使用しているライダーさんが多い気がします。


何度も繰り返しますが、本当に最高でした!!

8000XTで1×11速化①

2016-01-29 20:58:00 | 自転車
最近のMTBのトレンドともいえる『1×11』。
噂ではSRAMがどうやってもフロント変速がシマノに勝てずに、苦肉の策として作ったとかなんとか…… 
初期の段階では『レース用』という雰囲気でしたが、シマノがリア11速になって最大42tがラインナップされ、いよいよカバーできるギア比が3×9と変わらなくなりました。これは使ってみる良いタイミングです。

フロントシングルのメリットはここでも体感済みです。



今まで使っていたのは970系XTR。
ぼちぼち変えようかなぁ~なんて思っている間に10速になり、あっという間に今度は11速化。
最近はパーツの『旬』が短くなってきてしまいましたね…
(そうこうしているうちにエンド規格が変わりそう…)

3×9で何ら不満はなかったのですが、ここへきていよいよパーツの供給が怪しくなってきました。以前であれば壊れるまで使ってから買い替えが定番でした。しかし、インターネットオークションが普通になった今、『売れるうちに売っておく』ほうが、買い替えの原資を得ることができて結果的にお得になるようです


というわけでGETした8000系XT。まず気になるのは重量差ですね。
(あくまで私の場合の実測値です!!)

<970XTR>
RD:202g
FD:134g
スプロケット:302g(12-34ここだけXT)
デュアルコントロール前後+キャリパー前後:750g
チェーンリング+ボルト:155g
合計:1543g

<8000XT>
RD:273g
スプロケット:430g
シフトレバー:139g
キャリパー前後:228g
ブレーキレバー前後:210g
チェーンリング+ボルト:45g
合計:1325g
ブレーキホースとオイルを入れると1350gくらいでしょうか??

TOTALで約200g軽くなったことになります。

とはいえこうやって見比べると、やっぱり970XTRカッコいい…
8000XTのカタマリ感と大きなプーリーは正直これを連想してしまいました(苦笑)。


ちなみに今回のコンポ購入、前途のオークション活用することで実質0円で乗換です。
(ケイタイのCMみたい…)


まずはスプロケット装着。ロードと違って10速ホイールがそのまま使えるのがウレシイ。

にしてもデカい! 160mmのローターが完全に隠れている…



FDがあることで意外と問題だったのが、インナー時のFDとタイヤのクリアランス。
すっきりしたことで、スライドエンドを前端まで寄せてもこの通り。



続いてクランクまわり。
今回はRACEFACEの30tを使用することにしました。

ローギアは30×42t≒0.714
22×34t≒0.647 22×32t≒0.687 
斜め掛けや大径カセットによるロス減少を考えると、ほぼ同一と考えてよいでしょう。


オフセットさせているため、チェーンリング自体にネジが切ってあります。
シングル用ではなくて、普通のチェーンリングボルトで取り付けできました。

チェーンはもちろん11速用。9速と比べると細い…

10速用のチェーンカッターで11速対応できました。



ちゃちゃっと組んだだけで普通に変速してしまうシマノは凄い!
このチェーンの『>』具合、今までの自転車の美的感覚からは信じられませんが、これはこれでカッコいい!!



もう10年以上『パタパタシフター』を使っていたため、ラピッドは違和感ありあり。
カチカチと超ショートストロークで決まるシフト。ワイヤーの動く感はなく、もはやスイッチ。

シフターのない左はとてもすっきり

シングルスピード用として使ってもよさそうですね!


前後とも『レジン+フィン付』の組み合わせ。今までずっとメタルでした。9000XTRでも高評価のレジンパッド。果たして??



というわけで完成!!




気になる乗り味はまた改めて!!

関西シクロクロス・烏丸半島

2015-12-27 21:05:00 | 自転車
すでに年末ですが、今シーズン初戦のシクロクロス。
関西シクロはいつの間にやら第8戦。初出場の烏丸半島に行ってきました。

残りレースが少ない中で、まずはC3残留を決めることが第一。
しかし前日発表のスタートリストではなんと62名! 結構焦ってます。


C3は朝一発目なので、7時半現地入り。8時からアップ兼で試走。
コースはほぼフラット。地面も硬く締まっていて地脚勝負?しかもキャンバー区間は乗れない場所が多く、担ぎ・押しあり。完全に苦手パターン! ただコーナーは浮いた砂ではらみやすかったり、乗れるキャンバーもえぐかったりしているので、そういった場所を有効に使いたいところ。


スタートはポイント持っていないので当然後方。後ろ1/3くらいの位置です。
前方のU17の選手と時差スタートかと思っていたら、同時スタート!いきなり焦って心拍計のスタートボタン押せなかった。

舗装路区間は接触→落車しないように気を付けて、ほぼ順位キープで未舗装路へ。
団子のまま最初のキャンバー区間。混雑していましたがうまく抜けて乗車のままでクリア。スピードに乗れたので数人パス。この後しばらくの土手キャンバーは乗車不可なので素直に押し。しかし焦ってバイクを引きずっていたら、いつの間にかチェーンはずれていました。
慌ててチェーンかけなおして再スタート。せっかく抜いた5、6人にまた先に行かれる…

ちなみに今回はバイクの扱いが雑すぎたため、チェーンは外れるべくして外れました。決してウルフトゥースのせいではありません!実際この後は外れる気配すらないくらい安定していました!!


その後の平坦区間では、隙を探ってコーナーのインに頭を入れて一人ずつ抜いていきます。
頭突っ込んでこじ開けて、リアロックさせて方向転換して…みたいなこともしましたので、イラッとされた方もいらっしゃるかもしれません。ゴメンナサイ。

途中の低いシケインは乗車のままで通過。周りは降りたほうが速いようですが、私の場合は担ぎが苦手なのと、泥が詰まったクリートがペダルにはまりにくくなっている可能性があるため乗車を選びました。今回エアは前後とも1.8Bar。リアタイヤを思いっきり板にあててもパンクしないチューブレスに助けられました。


2周目以降は、だんだんばらけてくるなかで『得意=乗れるキャンバー、連続コーナー』で詰めて抜かして、『苦手=押し、担ぎ』で離されてを繰り返しながら徐々に順位を上げていきます。


コース途中で順位を叫んでくれる方。3周目の時点で『はい11位。残留11位ですよ~』!!! ここでみすみす切符を取り逃したら目も当てられぬ~! ということで、さらに気合い入れて抜きつ抜かれつした結果、9位でフィニッシュ。


なんとか一発残留できました。よかった~
シーズンのこり数戦。 スタート位置が良くなったから上狙う? 今度こそSSで出走する? はたまたこれでシーズン終了?? うれしい選択権が手に入りました。


ゆぶねトレイルデュアスロン

2015-12-20 21:01:00 | 自転車
湯船マウンテンバイクパークで行われた『トレイルデュアスロン』に参加してきました。
846さん主催の『大会』というより『記録会』のようなイベントです。

RUN4km+BIKE9km+RUN4km TOTAL約17kmのスプリントレース。

コースはCJでも使われた一周4.5km。何度も走っているのでラインはバッチリ。路面もほぼドライでトラクションもしっかりかかります。不安なのはランのスピード。周りがどのくらいで走るのか?その中で自分のスピードはどの程度なのか?想像がつきません。


参加者は大人クラス、ジュニアクラス合わせて30名くらいでしょうか?
リラックスした雰囲気の中でスタート!


スタート直後から周りは速い速い。
慌ててついていくものの、あっという間に心拍はゾーン5。
アスファルトで標高差100mほどを一気に駆け上がっていきます。
登り切ってトレイルに入るところで、前方見えないところに2人、自分の周りにジュニア1人。直後に登りで振り切ったジュニアの女の子が1人と大人が1人。


シングルトラックの下りに入ると先ほど登りで抜いたジュニアの女の子がものすごい勢いで抜いていく。まるで飛んでいくよう… 結局それきり追いつけなかった。
後半の下りでは自分の前を走っていたジュニア1人を抜かして、後ろも振り切って4番手で一回目のラン終了。


バイクセクションに入って最初の登り、ランの最後に抜いたジュニアがものすごいスピードでバイク登っていく。これも追えず。前後とも離れてしまったのでマイペースでミスに気を付けながらのライド。 1周目の後半でランの序盤から飛び出していた1人を抜かす。ジュニアクラスはバイク1周で終了なので、これで前には1人のみのはず。


2周目の登り区間で前に影をとらえた。じわじわと近づいて後半の下りセクションで追いつき、抜いてトップに! その後の下りもできるだけ攻めて10秒程度のアドバンテージでバイク終了。


靴を履き替えて最後のランへ。
しかし走力は圧倒的な差があるため、すぐに抜き返されて2番手。
さらに登り切る直前で、バイクで抜いたもう一人にも抜き返されて3番手。
二人ともに後ろから迫られているのに気づく暇もなく、あっという間に抜かされ、見えなくなっていきました…。走力の差、歴然。


あとは単独走で転倒だけしないように気を付けながら走り切ってゴール。

レースタイムは1時間25分。平均心拍174という、まさに『息つく暇もない』レース。


ここ2か月弱の間、自分の中ではランに重きを置いて練習していました。
結構走れるようになったつもりでした。しかし実際にはローラー台にしか乗っていなかったバイクでアドバンテージを得て、ランで失うという結果でした。得意を伸ばすのか?苦手を克服するのか?トレーニングの面白さを改めて感じます。

ウィンターシューズ

2015-12-18 22:47:00 | 自転車
ウィンター用のサイクルシューズ。
それなりに値段もしますし、使う時期も限られる(ちょっと我慢すればやり過ごせる)ため、ちなかなか手を出しにくい(この場合は足を出しにくい?)ものです。
私も「あったらいいなぁ~」と、毎シーズン思いながらもいつの間にか春になって買うタイミングを逃していました。


今回思い立って購入してしまいました。
使い始めたのはSPECIALIZEDのDEFROSTER TRAIL。

詳しいスペックはこちらへどうぞ。

初めてのウィンターシューズはMTB用をチョイス。
理由は二つ。
ロードはシューズカバーで何とかなります。しかしMTBのトレイルライドでは、歩行中につま先部分からめくれ上がってきたり、ぬかるんだところを踏んだ瞬間にガードの甘い底面から浸み込んできたり… 何かと不便な場面が多いためです。

それともう一つは、通勤バイクにはMTB系ペダルを使っているため。
普通のシューズではわずかに外に出ている足首周りの寒さが結構つらいのです。


作りはこんな感じ…


装着はまずBOAのダイアルで締めこんで…(汚い足でスミマセン)
内側のネオプレーン製のタンをベルクロで固定。


甲の部分にカバーをしてBOAのダイヤルにかぶせるように固定。


最後に足首に巻くように固定するれば完成。
BOAのダイアルは後からでも増し締めできるようになっています。

カッコいいですね!


はいて立ってみると、少しつま先が上がっているようなソールの作り。
あくまでMTBシューズがベースのコギ優先。『歩き』を重視しているわけではなさそうです。

担ぎや押しを含めたトレイル用として考えるならば、
このあたりのほうが良いと思います。


気になる暖かさですが…もうシューズカバーには戻れません!
抜群に暖かいです。中途半端な気温で使用すると蒸れるくらいです。

またシューズカバーでは装着後のフィット調整が困難でしたが、このシューズであればいつでも調整が可能です。たとえばちょっと休憩の時にはBOAを開放して、走り始めるときにもう一度締める…そんな使い方もできます。


ひとつ要望があるとすれば、早く寒くなってほしいということでしょうか?
暖冬でいまだに真価を発揮できていません。