4+2+2+2 Wheels Life

車輪にまみれた自転車好きのブログ
でしたが…ただいまランニングに浮気中?

関西シクロ・マイアミ

2016-12-29 22:49:00 | 自転車
今シーズン初レースは滋賀・マイアミ浜。


思い返せば昨シーズンは12月末の烏丸半島で一発残留したのが唯一のレースになってしまいました。
今回は最悪でも残留チケットゲット。できれば一発残留を目指します。



今回のレース仕様。 もちろんSSCX。


ギア比は38×18t≒2.11 2.0前後といわれるSSCXでは一般的な範囲かと。

タイヤはパナレーサーのバスタークロス。35cで太目なサイズです。
SSCXはリムブレーキの方がシンプルな佇まいが強調されて好きです。

ホイールは6500Ultegraのハブに同世代のMAVIC・OPENPROの手組。
ブレーキは950XTRのVブレーキ。
シートピラーはSP-7410DURA-ACE。サドルもFLITE・XC。
意図して集めたわけではないのですが、結果としてなんとも90年代なパーツセレクトとなりました。



朝の試走は3周ほど。空気圧は前後とも2.0にセット。


チューブドのためパンクのリスクを避けたかったこと(特にステップを乗車で通過した場合にリアタイヤのリム打ちが怖い)。コーナーでよじれる感じが嫌だったこと。砂区間はどのみち乗れずにランニング大会になること。ゆえにこれ以上低圧にするメリットがありませんでした。



C3は出走60名。当然シード権を持っていないので、後ろから10番目くらいのスタート。前が遠い…残留できるか??

スタート直後は前後左右囲まれてしまっているので無理して落車しないようにポジションキープ。
シングルギアだとこういう場面で『どうせ踏めない』ので冷静でいられます。
ダート区間に入り、コーナー外側からクロスラインを使って少しずつ順位を上げていきます。


どうやらコーナーのスピードではアドバンテージがあるようです。逆に砂場ランニングでは今一つスピードがなく、せっかく抜いた人に抜き返されていく…



コース後半のステップは乗車のままで通過しました。


スピードはランニングと変わりませんでしたが、再乗車→ペダリングまでのロスタイムがない分、ここで前に出ることができます。

ギア比もバッチリ。重さを感じることもなく、舗装路の直線で抜かれることもなくでした。

1周目は15位で通過。
2周目は10位。
3周目、4周目は抜き抜かれがあったものの6位キープでゴールとなりました。

実は最終周回のステップでは後輪を引っかけて前転! 
チェーントラブルなく、すぐに復帰できたのはシングルギアの恩恵でした。

ラップタイムを見ると…
1周目:15位
2周目:5位
3周目:5位
4周目:7位←前転の影響ですね(笑)

仮にスタート位置が前方でも、最終的な順位はほぼ同じになっていたということでしょう。
であれば、後ろから抜いていく方が気持ちいいですよね~


ひとまず今年もC3一発残留決定でホッとしました。
しかし頑張った代償として腰痛が… ぎっくり腰のような状態で一週間以上痛みが続いています。


ツアーオブジャパンのコース

2016-06-04 21:29:00 | 自転車
先日行われた『ツアーオブジャパン』
今年から京都ステージが新たに組み入れられました。

京都といっても、走るのは京田辺市~精華町。
自宅から自走で行ける距離(しかも土地勘のある場所)でUCIレースが開催されたわけです。
実際に自分でコースを走って、プロの凄さを体感してみます!


まずは自宅からR163で清滝峠越え。その後は国道を外れてメイン会場・ゴール地点のあるけいはんな地区に到着。ここまでで家から20㎞弱。

メインストレート。奥から手前に向かって走ってきます。微妙な登り坂。

(TOJオフィシャル動画より)


ここから鳥谷池に向けて登りになります。

途中から道も細く、ヘアピンカーブもあり。

鳥谷池を過ぎるとこの分岐。
中継でも「ここを左ですよ!その先壁ですね!」とのことでした。





いったん下ってから再び登り。KOMポイントへ。
右手に棚田を見ながらの登りは斜度5~7%程度でしょうか?
マイペースで走る分には、きっつ~!というほどではありません。
が、100㎞走った後にアタックするなんて信じられません。





KOMを超えると普賢寺幼稚園まで一気に下り。
中継でも「よく日本でこんなジェットコースターのような下りコースを見つけましたね」なんて言っていましたが、本当その通り。ヘアピンあり、ストレートありで楽しい下りです。しかしハーフウェットのコンディションでレーシングスピードで下るなんて嫌です。


下りきるとすぐまた登り。梅ノ木峠へ向かいます。

ここは短くあっという間に終わり。
再び下りで自衛隊の祝園分屯地前を通るとまた短い登り。
このあたりの細かいアップダウンではレース中もアタックが繰り返されていましたね。

この日は同じようにTOJコースを走っているサイクリストの方を何名か見かけました。
やっぱり気になりますよね!?

下って京奈和道の側道に入ると、中継で「ジェットコースターポイント」と名付けられていた場所です。

プロが集団で走ると、ウネウネとまさにジェットコースターのようでした。が、普通のライダーが走ると、ただのきつい登りの繰り返しです。全くGは感じません。


側道を終えてけいはんな地区に向かうところでも、中継で見る以上に実際は登り。



けいはんな地区に入り、最終コーナー。



これで一周16.8㎞だそうです。
本日はこれを2周。1周目は写真撮りながらゆっくり。
2周目はそれなりに頑張って走って36分でした。

レースでは1周30分かからずに回っていたそうです…しかも6周も!

改めてプロの凄さを実感できました。


酷道&険道ツーリング②

2016-04-03 21:29:00 | 自転車

奈良県道192号線の期待を裏切らない険道っぷりにすっかりページを使ってしまいました。

実はここまでで家からの距離は40kmほど。まだ全然走っていません。



福住からR25名阪酷道へ入ります……といいながら、険道を走ったあとだと、むしろ素晴らしい道に思えてきてしまいます。そのためか写真も少なめ。



ちょっと下ってくると、針の集落に入ります。

R369と交差すると、右手に西日本最大級?の道の駅『針TRS』が見えます。
TRS=テラスです。DAIGOじゃないんだから…と言う突っ込みはしないでおきましょう。


ここから再び登り基調。

ムック本『酷道をゆく』のR25もこの写真だったような

小倉インター手前には、ある意味聖地のHKS関西。

この日もいかつそうなGTRが入っていました。



そしてニッポリ化工の工場があるあたりが、最高標高地点510mとなります。

ということは、まもなく名阪スポーツランドに到着。

ここまでで家から2時間40分ほど。
全日本モトクロスは自転車で観戦に来れますね?!


現在位置はココ。 

この先三重県境まで、距離12.6km・標高差375mのダウンヒル!
さすがに標高高いだけあって、ウインドブレーカー着用でも肌寒いくらい。
フロントタイヤのファイアクロスのノブをブォンブォン言わせながら快走。


奈良・三重県境は名張川。

右に曲がると…

なとも良い雰囲気のトラス橋『五月橋』。 水面からあまり高くないのがまたGOOD。
なんと昭和3年完成。88年前です!
右手にはより高い所を走る名阪国道の赤い橋も見えます。


三重県内ちょっと走ると…

カプコンが見えてきました。
名阪国道の方はこの区間が珍しく平地・直線であることから『カプコンストレート』と呼ばれているとかいないとか


農道みたいな畑の中の道を通っているとまもなく伊賀上野の市街へ。

ここでR163との重複になります。清滝峠とその周辺以来の合流です。
ここからクロスするようにR163は南東へ、R25は北東へ。


市街を抜けると再び畑の中の一本道。
平地に見えますが、先ほどの勾配データを見るとジワジワと登っています。おまけに向かい風。
今回一番しんどかったです。


なんとか平地区間を終えて、柘植ICまで到着。

ここから後半のハイライト区間『加太越え』です。
その昔、関西本線は蒸気機関車のプッシュプルで超えていったという峠。


期待させる看板。

峠に向かってジワジワと登っていきます。
この先の採石場からやってくるダンプカーが土曜日のこの日も結構多い。

ここを10tダンプが抜けていきます。

線路をくぐった先、ちょっといったところがピーク。
ここからはゴールまで下るのみです。


途中にある採石場。

この採石場の前後は舗装が剥がれ落ちてダート区間となっているはずでした…

が、真新しい舗装で補修済み。 せっかくグラベルバイクを生かせるはずだったのに…残念。


関西本線を

潜ったり、

跨いだり。
実は今日ここまで一本も走っているのを見れていません。さすがはローカル非電化路線。


川沿いに一気に高度を下げていくと…

ついにR1とぶつかりました。
一応ここまでが『非名阪』区間です。

早速のおにぎり。

この先は路肩も狭く、大型車も多く、さらにバイパスになってしまったりと、走っても面白くないため、関宿まででこの日は終了。


桜きれいです。


道の駅関宿の食堂、亀山名物の味噌焼きうどんで昼食。


すぐ隣の関駅から輪行で帰宅です。

走行距離110km 累積標高1200mでした。


酷道&険道ツーリング①

2016-04-02 22:09:00 | 自転車

久しぶりに輪行ツーリング。 今回のテーマは『酷道&険道』。 

R25現道、所謂『非名阪』と名阪国道のΩカーブを直登する県道192号を走って、奈良の亀山まで向かいます。帰りは関西本線気動車の旅で帰宅予定です。


大阪の家を出発し、まずはR163で清滝峠を超えます。
時間は朝6時すぎ。太陽がちょうど目の前で眩しい!いい天気です。

この時期は着るものも難しいですね。
今回は夏用の袖なしメッシュインナーに起毛なしのロングスリーブジャージ。ウィンドブレーカーをポケットに入れておきます。 下はレーパンにニーウォーマー装着。 


今回のバイク。
VASSAGO・FISTICUFF

ツーリングということでAPIDURAフレームバックを装着。
インフレーター、家の鍵、財布、携帯、コンデジといった携帯品は全てこの中に。スペアチューブと工具はツールボトルの中に。輪行袋はサドル下に装着しています。

フレームバック装着でもロングボトルが使えるのがとても便利!
体にはバック類は何もつけていません。そのためウィンドブレーカーの着脱がラクです。気温の変化が大きい時期・ルートだと、こういう意味でもバイクパッキングのメリットがあります。



清滝峠を越えて生駒市内、高山交差点で右折。 

奈良県道7号線です。
しばらくは道なりに南下していきます。


途中で『一級酷道』?として有名なR308とも交差。


途中から片側2車線の幹線道路となり、朝の時間帯ですがそこそこ交通量もあります。
スタートから1時間半ほどで、ついにR25に到着。

天理方面へ左折します。

片側一車線の道です。休日昼間の時間帯はロードサイド店舗への出入りで結構混雑します。
朝の時間帯でも大型車も多く、かつ路肩も狭く、自転車は行き場に困る感じ。昔からの国道っていう雰囲気です。



R24とぶつかります。R25は右折で重複区間となります。
ここは今日のもうひとつの目的『奈良県道192号線』のスタート地点です(厳密に言えば終点)。

早速ヘキサ発見。


昔からの道なんでしょうかね?時折1.0車線で片側用水路(ガードなし)、片側壁という狭路。


JR桜井線の踏切を通過。


R169との交差点に到着。右折します。
右折した先はすぐに路地を左折。

県道51号との重複です。
100mほどで今度は名阪国道の天理インター入口付近に出ます。
そのまま側道へ。ここはR25との重複ということになります。
ちょうどセブンイレブンがありますのでここで休憩。この先は険道&酷道区間、補給はしっかり済ませておきましょう。


休憩して再スタート!

ここから本格的な上りがスタートします。
距離6.5km、標高差425m(=平均勾配6.5%)です。

しばらくは名阪国道に沿って走りますが、名阪の方が早めに高度を上げていきます。
天理東インターの交差点に到着。

192号は直進です。重複だった51号とはお別れ。


ちょっと進むとバイパスと現道が分かれます。

ここは迷わず現道へ。
まもなく、期待を裏切らない狭路が出現! 

テンション上がりますね~
集落を抜けると再びバイパスと合流。直前には寛永2年創業という増田酒造。気になります。

バイパスと合流した直後は再び1.5車線の道。

名阪国道は谷の逆側をこちらよりも高い位置を進んでいます。



現在位置は左側の青丸部分。
名阪国道はここから左にカーブして谷をひとまたぎ。所謂『Ωカーブ』区間の始まりです。
一方県道の方は右から迫る名阪国道に行く手を阻まれて下を潜ります。

片側二車線+登坂車線分の幅を潜るので結構長い。そしてライトのたぐいは一切なし。結構怖い。

いよいよ斜度もきつくなってきました。時折10%を超える場所もあります。
路面はコンクリ舗装。アスファルトに比べて維持管理がラクと言われるコンクリなあたりが、『県道』としての意地のように感じます。



ここは右折。小さい看板を見逃さないように!



いいですね~ 雰囲気あります。
名阪国道で言うと高峰SAあたりです。上の方から車の音が聞こえています。
ということは、その分の高度差を一気に埋めなければいけないということ。
最後の1kmは平均斜度12%近くあります。


4バックのツーリングバイクには辛い!

登りきったところでついに名阪国道と合流。

この先が桜峠です。
しばらく林の中の薄暗い道を下っていくと、いつのまにか道幅も2.0車線に広がり、普通の田舎道に。



ほどなくゴール(正確には起点)の福住インター入口に到着。
と同時に、R25(非名阪)にもぶつかります。

奈良県道192号。期待を裏切らない険道でした!


ここからR25非名阪はまた次回へ


武蔵大学サイクリング部50周年記念式典

2016-02-20 17:32:58 | 自転車
大学サイクリング部の50周年記念式典に参加してきました。
 
50年前といえば、1966年。初代の先輩は70歳前後のはずです。
一方で現役生は18歳。これだけの年齢差を自転車という道具がつなげてしまうことに感動しました。
かつてサイスポの表紙を飾ったり、特集を組んでいただいたこともあるそうです。