滋賀県で『パナレーサーカップ 4時間耐久』に後輩の○見とともに参戦してきました。
家から会場まで車で約1時間。近いってスバラシイ。
会場の『クレフィール湖東』はもともと交通教育施設(?)として使用されているそうで、カントのついた外走路と自動車教習所のようなインフィールド。一周2kmの4時間耐久コースは、これらを組み合わせて作った、自動車で言う『ミッキーマウスサーキット』。そのため長い直線の直後に鋭角のコーナーがあったり(レース中も何度かペダルを擦りました)、ところどころコース幅が狭かったりと気を抜けないコース。落車に巻き込まれないように気をつけるのはもちろんですが、各コーナーの立ち上がりでいかに離れずついていけるか、逆に言えばどれだけ我慢できるかが重要そうです。
前々日に近畿地方は梅雨入りしましたが、この日もどんよりと分厚い曇り空。
風も強く、テントがわさわさ揺れます。コースでもくだりの直線区間でモロに風を受けるようです。
4時間耐久出場はソロから4人チームまで参加チームは合計で90組弱でしょうか。
スタートライダーは私。ローリングスタートのため落車もなく、ひとまず先頭集団後方につけることができました。ここは集団に乗っかって時間を稼ぎたいところですが、そううまくもいかず… 予想どうりコーナー立ち上がりの踏みで徐々に離されてしまい、数周するころにはちぎれて後方へ。 トップ集団も徐々にバラけていき、前を吸収したり後ろから追いつかれたりしながら小集団を作って周回を重ねます。 スタートから30分少々でピットイン。○見へとバトンタッチ。
第二スティントはこの日一番キツかったです。序盤にペースの速い集団に無理やりついていき脚を使ってしまい、後半はバテバテ。最後は若干脚を攣り気味に。
第三スティントに向けての休憩中に、冷静になってあれこれ考えてみると… このコースはブレーキングが必要なコーナーが多い。小集団に乗ると、コーナー立ち上がりや下り坂で飛ばす人が多く、逆に登りで失速したりするため、ペースが乱高下して無駄脚を使ってしまいがち。直線区間も横風が強いためスピードも出にくい。こんな条件のため、私くらいのレベルでは小集団でペースを上げるより、ある程度自分のペースで走ったほうが楽かも??
案の定第三スティントは時間も距離も最長走れました。心拍も少し抑えたので楽でしたし、この日一番楽しかったのはここでした。
最後の第四スティントは、ゴールを○見にあわせるため短めに交代。
気になる順位は、序盤30~35位くらいで走行していたようですが、徐々に追い上げて最後は20位でゴール。
現時点では正式なデータがWEBにアップされていないので、クラス順位は不明です。
今回のイベントでは、集団についていけるような負荷をかけたスピード練習ができていなのがよくわかりました。単独で走る(登る)トレーニングは一人でもある程度できますし、ここ数ヶ月で多少復活してきていますが、普段から集団で走る練習がいかに大事か改めて感じます。