ロシア前大統領の10大予言が怖~い!
カリフォルニアで内戦が起こりイーロン・マスクが大統領に、ドイツに「第四帝国」が誕生してフランスと戦争が…
▲メドベージェフ首相の公式ツイッター
ロシアのドミトリー・メドベージェフ前大統領が2023年に起こる10項目の出来事を予想し、公式ツイッターに投稿しました。ロイター通信が報じたのですが、その中身を見てビックリ。あまりにも衝撃的というか、「えっ、これ本当に首相が投稿したものなのか」と思ってしまう内容だったからです。ただ、8年前にメドべージェフ首相(当時)のツイッターが乗っ取られたことものありました。首相になりすましたハッカーが約40分にわたって、「(首相を)辞任したい。政府の活動が恥ずかしいからだ。申し訳ない」とプーチン政権批判を繰り返したのです。今回もそうなのかと思いましたが、メドベージェフ側が否定も何もしていないので、どうやら本物と思っていいでしょう。さて「プーチンの忠実な飼い犬」と言われているメドベージェフは一体、どんな予想をしたのでしょうか。
▲なぜか苦虫を噛みつぶす「プーチンの忠犬」
▲北京で習近平と何を話し合ったのか
メドベージェフの予言とは
▲少しお疲れ気味?
①石油価格はバレルあたり150ドルに上昇し、ガス価格は5000立方メートルあたり1000ドルを超える。
②英国はEUに再加盟する。
③英国の再加盟後にEUは崩壊し、ユーロは旧EU通貨として使用されなくなる。
④ポーランドとハンガリーは、以前統治していたウクライナの西部地域を占領する。
⑤ドイツの領土とその衛星国、すなわちポーランド、バルト三国、チェコ、スロバキア、キエフ共和国、およびその他を含む「第四帝国」が創設される。
⑥フランスと「第四帝国」の間で戦争が勃発。ヨーロッパは分裂し、ポーランドはその過程で再分割される。
⑦北アイルランドは英国から分離し、アイルランド共和国に加わる。
⑧アメリカのカリフォルニアで内戦が勃発する。その結果、テキサスは独立した国に。テキサスとメキシコが同盟国となる。イーロン・マスクは新「南北戦争」の終結後、共和党に与えられるであろう多くの州で大統領選挙に勝つ。
⑨最大の株式市場と金融活動のすべては、アメリカとヨーロッパから離れ、アジアに移動する。
⑩ブレトンウッズの金融管理システムは崩壊し、IMF(国際通貨基金)と世界銀行の崩壊につながる。ユーロとドルは、世界の準備通貨としての流通を停止し、代わりにデジタル法定通貨が積極的に使用される。
以上の予言というか予測に対して、冷静なツイッター利用者から次のようなツイートが。⑧には、「2023年には米国大統領選挙はない」「イーロン・マスクはアメリカで出生していないので、合衆国憲法第2条第1項第5項によって大統領戦には出馬できない」。⑩については、「ブレトンウッズ体制は、1944年から1971年の間に存在した固定為替レートのシステムだった。その体制が終了したとき、IMFと世界銀行の崩壊につながらなかったし、ドルが準備通貨でもないことにもつながらなかった」
このツイート、なぜか日本のマスメディアはほとんど無視しましたが、世界中から「ウオッカを飲みながらツイートしたのか」と笑うなど嘲笑の渦が。しかし、国際情勢は複雑怪奇。予想もできなかったことが起こるかも。いずれにしても2023年は何が起こるか分かりません。固唾を呑んで見守りましょう。