白井健康元気村

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「マダム・オブ・トウキョウ展」の林亜矢子さんはどんな女性?

2019-03-15 16:39:54 | 特別記事

「マダム・オブ・トウキョウ展」の林亜矢子さんは


どんな女性?


 林亜矢子さん(35)は、じつに魅力的な女性です。しかも元気一杯で、好奇心も人一倍。「私、人が大好き。だから誰にでも声をかけることができるんです」と林さんは正直に告白します。そんな人見知りのしない女性だから、素人の高齢女性に「モデルになってくれませんか」と声をかけ、口説き落とせたのかも。
 四国の徳島市で生まれた亜矢子さんが、両親とともに白井に移り住んだのは小学2年生(8歳)のときでした。18歳でネイルを始めた林さん、24歳のときに白井の親元を離れて独立します。その翌年の平成21(2009)年にネイルサロン『フォラブリル』を主宰、「爪の健康」を配慮したネイルデザインが評判を呼びました。
 それだけでは飽き足らないのが亜矢子さん。今度は肌トラブルを解消するため、化粧品の開発にも乗り出します。これで驚いてはいけません。昨年、総合的な美容を追及するサロンとして、『スワン バイ フォラブリル』を銀座のど真ん中にオープンしたのです。ほんとバイタリティーがありますね。
 今年初めには、なんと自身の写真展である「マダム・オブ・トウキョウ展」(1/23―2/3)を開催したというから、驚くではありませんか。それもカメラを本格的に初めて1年目、しかも写真専門学校に通ったこともなければ、プロの写真家に弟子入りしたこともないというから、もう口あんぐりです。でも、なぜネイリストで美容家の亜矢子さんがカメラマンになったのでしょうか。本ブログは白井の実家に立ち寄った亜矢子さんに聞いてみました。

—写真を始めたきっかけは?
 母方のおばあちゃんです。徳島に住んでいるんですけど、夏休みに帰ると、いつも笑顔で迎えてくれました。でも、祖父が亡くなってから、おばあちゃんから笑顔がなくなってしまったんです。それを見て、思ったんです。おばあちゃんには一生笑って生活してほしい、と。で、それから貢物攻勢ですよ(笑)。プレゼントをしまくった。ワンピースとかパジャマとか下着とか、何でもおばあちゃんに買ってあげた。長電話もしましたよ。するとおばあちゃんに笑顔が戻ったんです。
 でも、笑顔が戻ったのはいいけど、「齢を重ねて申し訳ないね」とか「迷惑をかけられない」とか遠慮するようになった。「おばあちゃん、とってもカワイイよ」と言っても、「いえいえ、私なんか」という。日本人の美徳なんですね。で、可愛いことを証明するにはどうすればいいのか。おばあちゃんの写真を撮って写真を見せたら、いかにカワイイかわかってもらえるんじゃないか、と。それがきっかけです。
—「マダム・オブ・トウキョウ展」を開いたのは?
 旅行でニューヨークに行ったとき、本屋さんでニューヨーク・マダムのおしゃれスナップ写真集を見たんです。そのとき、みんな派手だからいいなと思った。自分もそうなりたいと憧れましたよ。でも、日本にも素敵なマダムが大勢いらっしゃるのではないか。スナップ写真集の日本人バージョンをやりたいなと思ったんです。
—モデルになってくれる女性は、簡単に見つかりましたか?
 いいえ、難しいですよ。声をかけた60代の女性には、「向こう(ニューヨーク)の人はいいけど、日本人なら無理よ」と断られました。ニューヨークでは、私がスマホでスナップを撮ってもいいですかと聞くと、9割がOKでした。でも、日本人はその反対で、9割がNG、つまり「ノー」です。
—今回の撮影はかなり長くかかったのですか?
 昨年の夏から5カ月かけて撮りました。100パーセント街中での撮影です。モデルになったのは、60代から90代の女性たちです。あさま山荘事件で殉職された警察官の奥様、大学時代に男子に交じってラグビー部で活躍した90歳の女性、たった1軒の店舗を夫と一緒に70店舗にした女性など多彩です。熊本から来られて日帰りした女性もいました。
—1月の写真展の評判は?
 よかったですよ。大好評でした。高齢女性だけではなく、20代、30代の女性も来られました。で、来場者にアンケートも書いてもらったんです。「この写真展に来て、勇気をもらった」「齢を重ねるのが楽しみ」と書かれたアンケートを読むと、私も勇気が出てきましたよ。あまり評判が良かったので、今回、アンコール開催を企画したんです。
—そうですか。盛況を祈ってます。

★あさま山荘事件―昭和47(1972)年2月19日から2月28日にかけて、長野県軽井沢町の保養所「あさま山荘」に連合赤軍が人質をとって立てこもり、機動隊と銃撃戦に。

▲モデルさんたちと再会(2月22日)


▲白井市の実家マンションの中庭で



 

マダム・オブ・トウキョウ展

 

3月18日(月)~3月31(日)

 

11:00~17:00 入場料 500円

 

3/18・21(祝)・23(土)・30(土)の13:00~14:00に主催者によるギャラリートークが開催されますので、ご自由にお立ち寄りください。

 

場所■ネイル・スキンケア・ギャラリーSWAN

 

中央区銀座3-14-2 白鳥ビル1F

 

☎03-6278-8896

 

forvril.nail@gmail.com




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