白井健康元気村

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楽しく元気にパークゴルフ 【気まま連載】帰ってきたミーハー婆⑨

2021-07-19 06:11:53 | 【気まま連載】帰ってきたミーハー婆

【気まま連載】帰ってきたミーハー婆⑨

楽しく元気にパークゴルフ

岩崎邦子 

 

 

 私が白井健康元気村に「入村」したのは、3年前のことである。なぜか、すぐに玉井秀幸村長からパークゴルフ係りに任命された。他のメンバーの名前も何も分からないままなのに。でも、吉田司副村長にも助けられて、遊楽パークゴルフ場で白井健康元気村主催の「第1回パークゴルフ大会」が行われた。
 パークゴルフ経験者も、全く初めての人も一緒にプレーしたので、その順位付けに一苦労したのは言うまでもない。反省することしきりである。
 そんなわけで、大会の在り方、組み合わせの仕方、ハンディをつけることや、組ごとの順位で賞を付ける等々、試行錯誤の連続。それでも何とか今年の3月までパークゴルフ大会を計11回実施することができた。

 でも、この4月から方針大きく転換することに。年に数回大会を開くことよりも、毎月第2・第4金曜日に、パークゴルフを愛好する元気村村民とその関係者でプレーをすることになったのだ。年に数回の大会では、プレーの上達や健康のために寄与するとは思えないからである。
 こうして「パークゴルフ・楽しむ会」がスタートした。プレー日が近づくと、事前にお知らせメールを私から発信することに。 
 パークゴルフが健康のために手軽に楽しめることを、私はブログで書いたり、言ったりし続けてきた。歩くことの大切さは奨励されているが、運動が大の苦手だった私でも、パークゴルフなら球を追いかけているから楽しく歩くことができるではないか。
 なにしろ芝生の上は膝にも脚・腰・踵にも優しい。70歳前後には体調が悪かった私達夫婦の経験と実感である。それに、自分の打数やスコア計算は簡単とは言え、頭の体操にも効果的だ。
 仲間との和気あいあいのおしゃべりの大切さも痛感する。大げさに言えば、その人の性格なども如実に知ることになるかも。また独りよがりの行動・言動をとることの愚かさも知ったりして。いずけにしても、高齢者には大事なコミュニケーションの場の一つと言えるだろう。
 しかし、健康を保つための手段には、個人差がある。だから、自分流のやり方や、手段を取り入れることも必要かも。パークゴルフが有意義なスポーツと分かっていても、年齢を重ねてくれば、足・腰・膝などに、痛みが生じている人もあり、白内障などで眼に支障が出てくることもある。
 パークゴルフをお勧めはするが、無理をしてまでは仲間に入って欲しいとは思っていない。経験者も、初心者も、プレーを楽しめる人、楽しみたい人の集まりでありたいからだ。
 遊楽パークゴルフ場の月間予定表では、第2・第4の金曜日には、予約を入れているグループがそんなに多くない。だから、「楽しみたい」「経験してみたい」人たちにはぴったりだ。月に2回のプレーでは、物足りない人には、自主的にプレー回数を増やすことや、どこかのグループに参加するなど、大いに勧めたい。
 私がパークゴルフで知り合った人の中には、週に2回どころか、3回もプレーする猛者もいる。しかし、初めて参加されたKさんご夫婦は、「今後も続けたい」と、パークゴルフのクラブを、早速購入。貸クラブでプレーしていたNさんも、クラブを購入されたとか。
 Sさんは、奥さんもご一緒に参加されるようになった。私にとって、嬉しいことが続く。先々にプレー仲間が増えると、「たまには大会をやりたいね」という声が聞こえてくるかも知れないが……。
 さて、白井健康元気村の主な活動として、健康講座、旅行、パークゴルフ、などがある。が、コロナ騒ぎのおかげで、昨年は旅行も、健康講座の開催なども思うように実現できなかった。かろうじて月2回の公園清掃のボランティアだけは確実に実行され、私たち夫婦もいつも参加している。
 7月11日には健康講座が久しぶりに開催された。「サプリと漢方の上手な使い方」がテーマだったので、参考になることばかり。白井市のワクチン接種も進んでいるので、今後もいくつかの健康講座が開かれる予定だ。今から楽しみである。
 コロナ禍でのパークゴルフ場だが、幸い閉鎖されることはなかった。洗面所などの要所要所に消毒液があり、受付近くでのマスク着用や、体温測定、ソーシャルディスタンスなど、当たり前のことを守っているからだろう。
 梅雨が去り、酷暑の季節が待ち構えている。熱中症には十分気を付け、元気に笑ってパークゴルフを楽しみたいものだ。

 

【岩崎邦子さんのプロフィール】 

昭和15(1940)年6月29日、岐阜県大垣市生まれ。県立大垣南高校卒業後、名古屋市でОL生活。2年後、叔父の会社に就職するため上京する。23歳のときに今のご主人と結婚し、1男1女をもうけた。有吉佐和子、田辺聖子、佐藤愛子など女流作家のファン。現在、白井市南山で夫と2人暮らし。白井健康元気村では、パークゴルフの企画・運営を担当。令和元(2018)年春から本ブログにエッセイ「岩崎邦子の『日々悠々』」を毎週水曜日に連載。大好評のうち100回目で終了した。


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