少し前になりますが、イランと欧米6各国で行われていた核協議が最終合意したというニュースが流れました。
いろんな角度からこの合意形成について解説が行われていますが、世界的に見て核開発というのは戦争の脅威に繋がるということは変わりません。
最終合意では、核の平和利用だけは許してあげようというもので、EUやアメリカから経済制裁を受けていたイランは少しだけ息をつけそうです。
2000年代前半からウラン濃縮活動を行い、核兵器開発を匂わせてきたイランですが、IAEAは核開発活動を停止させる決議を採択しました。
しかし2005年に新大統領が当選するとウラン濃縮活動を再開し、これに対してEUやアメリカなどが経済制裁を発動、イラン経済は大混乱することになります。
2013年に穏健派の大統領が当選して、EU・アメリカとの協議が再開され、今回の合意が成立しました。
イランにある1万数千機のイラン濃縮用の機器が半減することになり、平和目的以外の核開発は禁止されました。
ただし、ウラン濃縮技術は残っているのでいつ核兵器が作られるようになるかは分りません。
この話題で面白いのは、欧米やアメリカ、ロシア、中国などが核兵器を持っているのにもかかわらず、持っていない国が核兵器を作るかもしれないということで世界を不安定にさせると訴えていることです。
これは「今持ってる国の核兵器は、戦争の抑止力になる」と言ってるのに「イランが核兵器を持つと抑止力にならず中東で戦争が起こるかもしれない」と言ってるようなもんで、自分たちの核兵器は「戦争抑止」だけど、イランが持つと「戦争遂行」になるという何だか不可思議な理論を展開しています。
「本当に抑止力なるなら、どこの国が持ったっていいじゃないか」という訳ではないんですね。
自分たちは持っててもいいけど、他人は持ってちゃいけないということなんです。
これは、核兵器を持つ国が自分たちが国際社会で優位に立つためだけの方便にすぎません。
アメリカやロシア、中国などは「俺たちゃ、核兵器を持ってるぞぉ~」と他国を脅すことしか考えていないんです。
安倍さんが強固に「安保関連法案」を可決させようとしているのは、日本は核兵器を持てないからアメリカの傘の下で国際社会に脅しをかけるようなヤクザまがいの行為に加担しようとしているからです。
戦争をしないため?に、アメリカ軍や友好国軍と一緒になって軍事行動するという安倍政権の姿勢は「日本の外交」の本来の姿じゃないとじいちゃんは思います。
「兵器は持たないけど、話し合いによる合意形成を追求する」ことが日本国憲法をもつ日本政府のなすべきことじゃないでしょうか?
アメリカが世界へ軍隊を派遣するお金が足りないから日本がある意味肩代わりしていくというのは、おかしな話です。
安倍政権は、中国や北朝鮮の軍事的脅威を安保条約を結んでいるアメリカ軍の力で抑止したいと考えていますが、その代償として自衛隊がアメリカ軍に追随して世界中の戦闘地域に派遣されてしまいます。
そんなに「戦争したいなら、お前が行けよ!」ということなんですが、本当に始まっちゃったら「行け行け日本の自衛隊!」と叫ぶだけで首相官邸から出て行くことはないでしょう。
安倍さんは「防衛関連法案が成立しても、戦争に巻き込まれることはない」と繰り返し言っていますが、そんなこと分りません。
現にアメリカはいろんな所で戦争しているんですからね。
もし、戦争に巻き込まれて戦死者が出たらどうするのかという議論もないままに法案が可決されてしい、現実に戦死者が出たら安倍さんや自民党の議員達はどう責任を取るんでしょうか?
新国立競技場問題で、誰の責任か分らないまま、有耶無耶になってるように、そんな時には議員達は誰も責任を取らないで逃げ回るんでしょうね。
いろんな角度からこの合意形成について解説が行われていますが、世界的に見て核開発というのは戦争の脅威に繋がるということは変わりません。
最終合意では、核の平和利用だけは許してあげようというもので、EUやアメリカから経済制裁を受けていたイランは少しだけ息をつけそうです。
2000年代前半からウラン濃縮活動を行い、核兵器開発を匂わせてきたイランですが、IAEAは核開発活動を停止させる決議を採択しました。
しかし2005年に新大統領が当選するとウラン濃縮活動を再開し、これに対してEUやアメリカなどが経済制裁を発動、イラン経済は大混乱することになります。
2013年に穏健派の大統領が当選して、EU・アメリカとの協議が再開され、今回の合意が成立しました。
イランにある1万数千機のイラン濃縮用の機器が半減することになり、平和目的以外の核開発は禁止されました。
ただし、ウラン濃縮技術は残っているのでいつ核兵器が作られるようになるかは分りません。
この話題で面白いのは、欧米やアメリカ、ロシア、中国などが核兵器を持っているのにもかかわらず、持っていない国が核兵器を作るかもしれないということで世界を不安定にさせると訴えていることです。
これは「今持ってる国の核兵器は、戦争の抑止力になる」と言ってるのに「イランが核兵器を持つと抑止力にならず中東で戦争が起こるかもしれない」と言ってるようなもんで、自分たちの核兵器は「戦争抑止」だけど、イランが持つと「戦争遂行」になるという何だか不可思議な理論を展開しています。
「本当に抑止力なるなら、どこの国が持ったっていいじゃないか」という訳ではないんですね。
自分たちは持っててもいいけど、他人は持ってちゃいけないということなんです。
これは、核兵器を持つ国が自分たちが国際社会で優位に立つためだけの方便にすぎません。
アメリカやロシア、中国などは「俺たちゃ、核兵器を持ってるぞぉ~」と他国を脅すことしか考えていないんです。
安倍さんが強固に「安保関連法案」を可決させようとしているのは、日本は核兵器を持てないからアメリカの傘の下で国際社会に脅しをかけるようなヤクザまがいの行為に加担しようとしているからです。
戦争をしないため?に、アメリカ軍や友好国軍と一緒になって軍事行動するという安倍政権の姿勢は「日本の外交」の本来の姿じゃないとじいちゃんは思います。
「兵器は持たないけど、話し合いによる合意形成を追求する」ことが日本国憲法をもつ日本政府のなすべきことじゃないでしょうか?
アメリカが世界へ軍隊を派遣するお金が足りないから日本がある意味肩代わりしていくというのは、おかしな話です。
安倍政権は、中国や北朝鮮の軍事的脅威を安保条約を結んでいるアメリカ軍の力で抑止したいと考えていますが、その代償として自衛隊がアメリカ軍に追随して世界中の戦闘地域に派遣されてしまいます。
そんなに「戦争したいなら、お前が行けよ!」ということなんですが、本当に始まっちゃったら「行け行け日本の自衛隊!」と叫ぶだけで首相官邸から出て行くことはないでしょう。
安倍さんは「防衛関連法案が成立しても、戦争に巻き込まれることはない」と繰り返し言っていますが、そんなこと分りません。
現にアメリカはいろんな所で戦争しているんですからね。
もし、戦争に巻き込まれて戦死者が出たらどうするのかという議論もないままに法案が可決されてしい、現実に戦死者が出たら安倍さんや自民党の議員達はどう責任を取るんでしょうか?
新国立競技場問題で、誰の責任か分らないまま、有耶無耶になってるように、そんな時には議員達は誰も責任を取らないで逃げ回るんでしょうね。