歓喜と絶望

昨日のグランパスとドラゴンズのゲーム、両チームともに勝ったわけではないのに、なぜ明暗を分けてしまったのか。

豊田スタジアムが4万人の大観衆で埋め尽くされた名古屋グランパスエイト×ヴィッセル神戸の上位対決は、2-2の引き分けに大観衆の歓喜と興奮が渦巻いたゲームでした。

前後半に2点先行されて沈み返ったスタジアムが、後半24分ユンカーがゴールを挙げて少し盛り上がり、アディショナルタイム残り1分にCB藤井が技ありのシュートで同点に追いついた時には、スタジアムは割れんばかりの歓喜の渦になったよう…。

観戦に行ってたkenによると、見知らぬサポーター同士が抱き合ったり、女性たちは泣きだしたりと大変だったそうです。

じいちゃんも生中継されたTVを観戦してましたが、「やった～。よく追いついた」と手を叩き叫んでしまったくらいです。

前半は、首位ヴィッセルに攻め込まれて何度も危ない場面があり、元日本代表のFW大迫にヘッドシュートを決められてました。

後半に入ると幾分攻め上がるチャンスもあり、永井君が放ったシュートがゴールを割るも、ユンカーがGKの守備妨害（もしくはオフサイド）で同点にできずガックリ…。

そのすぐ後後半15分佐々木に決められて0-2になってしまいました。

でも、残りはまだ30分…、ユンカーが28分にGKが弾いたボールを蹴り込んで1-2になり、終了間際のゴールで同点に追いつきました。

完全な負け試合を引き分けに持ち込み、順位も3位に（サンフレッチェ広島がゲームをしてないので、まだ確定ではないですが）…。

グランにかなりの粘り強さが見えてきました。

ドラゴンズは、2回表に6点入れてリードするもタイガースに2回裏2点、5回裏と6回裏にも2点ずつ返されて同点になってしまい、9回表に1点リードするも、マルティネスが2点返されて逆転サヨナラ負けになりました。

何でそうなるの？

ドラキチたちは、皆そう思ったはずです。

じいちゃんは、グランのゲームをTVで観ながら、同時刻に行われたドラのゲームはラディコで聞いていました。

いつの間にやら追いつかれ、リードしたかと思ったら、守護神のマルティネスが守備のミスも絡んでサヨナラ逆転負けとは…。

本当にガッカリしました。

もう、絶望です。

甲子園でのこのゲームを見られなかった多くのドラキチの嘆きの声が聞こえてきそうです。

今日は、中継があるからTVで応援観戦をしようと思いますが、いい加減にしてくれんと毎夜の楽しみがなくなってしまいます。

勝ったり負けたりして、興奮するのがスポーツの醍醐味です。

負け続けてもらっちゃ～、観る気分にもなりませんよ。