嘘か？誠か？北の金さん重篤報道

　米国ＣＮＮが北朝鮮の金正恩委員長が手術を受け重篤な状態であると報道しました。

　韓国は、この報道に対し「金委員長が今月１２日に心臓血管手術を受けて現在も療養中だ」と伝えています。

　アメリカでの報道について米高官が様子を探るためにリークしたものではないかと憶測が流れています。

　先日、トランプ大統領が「金さんから親書を貰った」と話したことに、北朝鮮側は「送っていない」と反論し、これも米国の探りの一つだったのでしょうか？

　金さんは、以前から糖尿病などの病を抱え、足の手術などを受けてきましたが、今回はすでに40日も姿を見せず今月15日の故・金日成国家主席の誕生日にあたる「太陽節」にも姿を見せませんでした。

　彼が今後政治活動をキチンとできるのか？

　最近では、妹の金与正さんが政治局員になるとか報道されているので、彼の次を急いで準備しているのかもね。

　金さんの状態が芳しくないから、北の高官たちは金さんが元気だということを見せるためにミサイルを続けて発射してるのかもしれません。

　「今後２日動静がなければ”いよいよ危ない”」という見方を日韓政府がしているとの話もあります。

　正恩さんが死んで与正さんが委員長になったら、北朝鮮の体制はどうなるんでしょうか。

　「女性だからと甘く見られるのはイヤ」とばかりに、強固な姿勢をより強固なものにしないか心配です。

　また、軍部の出方も気になります。

　クーデターを起こして、更なる軍事強国を目指すような体勢になれば、凄く恐ろしいことが起こってしまう気もします。