わたしがアスペルガーなら、やはりわたし親しくしている友人知人たちも(その症状はかなり軽いにしても)、多少なりとも発達障害の傾向にある子たちばかりです
類は友を呼ぶ?
やっぱり自分に近い人に人は惹かれるものなのでしょう
わたしが他人に言うとドン引きされるようなことを言っても、共感を示してくれる子たちばかりです
そんなわたしの周りにいる友人たち
彼女たちの特性(?)を交えながら、現在の医学・医師たちにも見落とされている、グレーゾーン傾向の発達障害のことについて今回は少し詳しく書きたいと思います
発達障害と言われる中でも、アスペルガーとADHDは少し違うと言われています
アスペルガー傾向の子は、むやみに人との関わりを求めないです(わたしにもとっても当てはまる)
というか、意味のない交友関係に興味を示さないです
雑談もただただ苦痛(何を話したらいいのか…)
また、白か黒か思考の傾向も強く、やたらと本物か?偽物か?ということに何事にもこだわったりします
脳が論理的だったり…。納得しないと先に進めないタイプ
嫌いなもんは嫌い、決して"好き"にはくつがえらない(当然でしょ?)
人との関わりを求めない…意味のない雑談を求めない…集団行動は苦手…
ご近所さん同士の井戸端会議を始め、クラスメイトの女性同士の会話も苦痛だったりします
とは言え、”興味が限局”されているのがアスペルガーの症状のひとつです
その話題や交友関係が、自分の関心のあることになると話は一転
クールで無口な雰囲気はどこへやら
ものすごく話したがりでおしゃべりな人に転身します
面倒そうな人付き合いは極力避け、自分の興味関心のない話題や、広い交友関係に自ら首を突っ込もうとしないわたしや、わたしの友人である同じくアスペルガーのKちゃんは、まさに上記で挙げた典型的なアスペルガーの傾向だと思います
グレーゾーンの場合は、特に女性であるということからも症状が比較的軽く、また、周りの空気を読みすぎるというところから、周りから変に思われないように上手に取り繕ったりします
ADHD傾向が比較的強い人は、顔が広かったり、誰とでも気軽に会話を楽しんだり、アスペとは少し異なります
(ADHDにも不注意・衝動性・多動・混合など様々なタイプがあり、症状は複雑に絡み合うため、実際には線引きされることは難しいです。さらに、アスペルガーなどの発達障害全般においても、複雑にその症状が絡みあっていきます)
発達障害のなかでも、ADHD傾向の人は症状が軽いものなら実際は10人に1人りは当てはまると言われ、何も特別はものではないんです大勢いるんです)
ADHDでも多動優位の場合は更に活発で活動的
じっとしていることに苦痛を覚え、興味や趣味もあちこちに飛び、またその割にそれが長続きしなかったりします
活発なため、知らない場所や知らない人の集まるパーティーなんかにも積極的に参加しちゃったりします
わたしの友達のうちの一人に、アスペルガーのわたしやKちゃんとは対照的な、ADHD傾向の強いMちゃんという子がいます
つい先日、久しぶりにKちゃんとMちゃん、ふたりの対照的な症状(?)を物語る面白いエピソードを聞くことが出来ました
アスペルガーの関心は人よりモノに向くため、人の顔を覚えるのが苦手で、昔のクラスメイトに《久しぶり~》と話しかけられも、相当仲の良い子だったりしない限り、誰だか分らなかったりします
Mちゃん、Kちゃんが、地元のとあるショッピングセンターで買い物していた時のこと
《久しぶり~》とふたりに近寄ってきたある女性
Mちゃんがすかさず(あー!!久しぶり)と会話を始め、数分話してその子が立ち去った
その間Kちゃんは一言も喋らなかったため、MちゃんはKちゃんに向かって《相変わらずだね~一言も喋らないなんて~》と言って笑ったらしい
が、Kちゃんは、その喋りかけてきた女性のことを、てっきりMちゃんの友人かと思っていたらしい
その子は、Mちゃんの友人ではなく、KちゃんとMちゃんの高校時代のクラスメイトのA子であったのだけれど、Kちゃんはそのことに全く気付かなかったらしい(一応2年間共に学んだクラスメイトなんだけど…)
だから自分には関係ないと思い、軽く会釈だけして、お邪魔にならないようその場から少しだけ離れ時間を潰していた…
こんなエピソードは珍しくはないです
Kちゃんは本当によく「わたしは本当に人の顔を覚えるのが苦手〜」と口にしています
こんな、誰にでも当てはまるような症状?出来事が実は脳器質に関係していたりします
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