変温動物のほんとうはあったかはーと

冷たくないよ、ちょっと心が暖かくなる話を書きます。

恋愛

2012-09-06 05:24:56 | Weblog
なんかこういうの、、私の中では苦手意識がある。
私が学生だった頃、そんな話はした記憶ががない。

本の中での世界だといつも思っていた。

綿矢りさ「ひらいて」

すぐ読めてしまった。途切れず読ませるところは、才能なんだろうと思った。

私は親の年齢だから、親の目線で読んでしまう。

親はこういう高校生の子供のことは、分かっているようで何にも分かっていない。
でも帰るところは、母親のところ。

話の運びの中で、突然聖書の言葉がでてくるけど、特に違和感がなかった。いまどきの子供なのに、手紙で交換してるのがよかった。

自分のそんな年齢の頃、孤独だったように思う。友達もいなかった。でもいつもいろんなことを考えていて、本ばかり読んでいた。その頃読んだ小説がいまだに本棚にある。自分でいうのもなんなんだけど、、、とても真面目だった。

あの頃の自分もそうだったけど、居場所を感じていなかった。どこに行っても自分の居場所を探していたけど、それがなかった。

そんなことを思った。




おかわりお願いします

2012-09-01 05:23:46 | Weblog
鍋焼きやさん、、、、

それしか売ってない専門店。

年に何回か行きたくなるお店、

私が子供の頃から、母に連れて来られて食べに来ている。店内の様子はほとんど変わっていない。

久しぶりにその鍋焼きやさんに行った。ちょっぴり値上げしてた。小麦が値上げしてるし仕方ないのかな。

横の席の女性が一人で食べていた。黒いパンツスーツにショートカット。

鍋ごと手に持って一気に汁を飲み干した。すると、「おかわりお願いします」と言った。
年配の店員さんが「あ、はい一丁ね」

営業の仕事をしてるのかな、立ち姿は、女優のマツシタユキさんのようだった。

私の向かい席の男性は、ずずっつとすばやく食べたかと思ったら、テーブルいっぱいに薬を並べていた。赤いTシャツを着てたけど、やせてた。

なんか対照的な光景だった。