変温動物のほんとうはあったかはーと

冷たくないよ、ちょっと心が暖かくなる話を書きます。

よろしかったでしょうか、、、、

2010-01-27 08:14:33 | Weblog
夫の誕生日のケーキを買うために入ったお店。
そのみせは、以前、デパートの中にあったのだけれど、

若い人が買うのではなく、少し年齢が高い人たち向けに作ってある。

応対してくれた店員さんは、ふくよかな体型をした年配の方で、とても気のよさそうにみえる。
ケースの中のケーキをみていたら、あれもこれも買いたくなったけれど、

夫の希望は「ホールケーキが食べたいから、買ってきて」だったので、

二人で食べるから、そんなに大きいのは買えない。
小さいのがあった。

「これをください」
「お誕生ケーキですね」
「はい、お願いします」

しばらくして、チョコレートのプレートに書いたHappyBirthdayというのをみせて、こういった。

「よろしかったでしょうか」

「あ!え!はい」

そう言われた私は、吹き出しそうになる笑いをこらえていた。

その人が、イマドキの若者がつかう言葉を言ったのだ。

代金を払って、ケーキをうけとって、お店を出るまで、吹き出しそうになる笑いを必死にこらえた。