変温動物のほんとうはあったかはーと

冷たくないよ、ちょっと心が暖かくなる話を書きます。

ひと袋またひと袋

2010-05-30 10:42:18 | Weblog
実家に帰るたびに、ごみを出している。

またひと袋片付けた。

母がため込んでいるのだ。
「ああ、そこは片付けられん!」
と大きな声で隣の部屋から叫ぶ。
「あっそう」
と私は、いったん引き下がるけれど、

しばらくしてまた、同じ所へ行ってみる。
すると、隣に母がついてきている。
少しづつ片付けていると、
観念したかのように、手伝い始めた。

そして、ひと袋、ごみができる。
「きれいになった」
と母は、ひとこという。

何度かこんなことを繰り返している。

ごみの山のなかに埋もれるように住んでいる独居老人を訪ねて、いったん拒否はされるけれど、それでもかまわず部屋に入り込んで、世間話をしながら、手を休めずごみを片付けている、そんなボランティア行動をしている女性を取材しているシーンをテレビの中で見た。
何気ないけれど、そのやり方は、経験から生まれた方法で、すばらしいと思った。
「こんな活動をしている人をこそ、表彰するべきじゃなか」
なんて思った。


腹の立つこと

2010-05-15 14:07:53 | Weblog
滅多に怒りを感じることはないのだけれど、、、

近所のアパートの住人が
飼い犬を放し飼いにしているので困っている。

成人を頭に4人の子供のいる家庭。
一番下の子のために保健所から、もらってきた犬のようだ。
子犬の頃は、かわいい。
どうやら、1年たって、成犬になった。
雑種のためか、犬の顔の周りにひげがはえたように毛が出て、
その犬の風貌は、まるでおじいさんのようだ。
そのためかどうか、
飼い主は、以前のように散歩をまめにしなくなった。
その代わりに、放し飼いにして、自由にさせている。
ある日のこと、我が家のガレージから、その犬が入り込んで、庭を自由に跳ね回っているではないか!せっかく植えたナスやきゅうりの苗を踏み荒らしている。
私は、走り回って、その犬を追い出した。
すると、それ以来、放し飼いにされ、自由を味わっているその犬は、私を見つけては、遠巻きにして、ほえる。
もう!!!!
私は、気分を害される。
そして、腹が立ってくる。
気分の悪いのを、じっとこらえて、いつまでもその犬を吠えさせる。
ようやっと、その飼い主が現れる。
その態度には、迷惑をかけて、申し訳ないなんてそんな気持ちはちっともなさそうだ。

ますます、腹がたってきて!!!
その怒りを、どこにぶつけようかとおもい、
ここに書いた。

書いてるうちに少しは、すっきりしてきた。

たくさん読んだ

2010-05-13 08:32:45 | Weblog
このところ、、、

文章を書くハウツウ本を読んだ。
図書館に行くと、一角には、おどろくほど並んでいる。
作家達が次々とそういった本を出している。

そういった本を読めば読むほど、
文章を書くということを生業としている、物書きは、悩みに悩んで産みの苦しみで自分の書いた物を世に送り出しているということがよく分かる。

それは、分かるのだけれど、私の書いた物等、世間の人たちは、読みたがっていないのじゃないか、なんて、、、

活字にするなんて、おこがましい、、、
そんな気持ちだ。

懐かしい人から

2010-05-12 21:39:55 | Weblog
懐かしい方から連絡をいただいた。

こういうのは、うれしい、、ほんとうれしい、素直にうれしい。

でも、その分、歳を確実にとっていると感じる。

娘の英会話の先生から、電話をいただいた、、、
娘が幼稚園に上がる前から、高校を卒業して、進学のために引越しをする寸前まで、ずっと通い続けた。私もよく送り迎えをし続けたとおもう。
アメリカ人で、話し方は、外国人特有のぎこちない日本語だ。でも、感覚は、とても日本人より日本人だ。お味噌汁がすきという。

ずっと昔、娘になにかきつい言葉を言ったことがあったみたいで、
そのことを気にしてたという。
娘も私もそんなこと、何にも覚えていない。
そんな話をきいていたら、涙でそうだった。

こんど、先生をたずねてみよう。

新緑を走る

2010-05-09 21:52:58 | Weblog
新緑の中をクルマでドライブをした。

山の中で岩の間から流れでる水をくむ。
少し冷たい清水だ。

しばらく、旅行にでていたため、湧き水を汲み置きしたのがなくなったので、水道からでる水を飲んでいた。日本茶とコーヒーを入れると、どうも水道水では、堅く感じられる。やっぱり、おいしい水が欲しくなる。

県境の山の中は、新緑が美しかった。
芽吹いたばかりの緑を思いっきり、味わった。
気温も19度と低かったので、さわかな風を感じた。

桜の咲く時期もいいけれど、

今の新緑の時期の生命の息吹を感じることが出来る、この季節が一番いい。

連休明けの疲れ

2010-05-07 08:14:33 | Weblog
旅行は、楽しい。

目的地を決める、下調べをする。
この下調べは、結構楽しい作業だ。

本屋さんに行って、最新の情報を調べる。
でも、今現在、売っているこの最新情報は、若い層向けで、どうもしっくりこない。
図書館に行って、10年ほど前に出版されてた旅行本を借りてくる。
この本は、地道に現場に行って、その感想と情報を丁寧に書き綴っているので、しっかりした旅行本だ。

こうした下調べを基にして、現地にいくのだ。

ナビを頼りに目的地に行くけれど、なかなかどうして、効率よくはいかない。
でも、地元の人に尋ねると、それは丁寧に教えてくださる。

帰宅して、資料とスタンプを整理していく。
夫と記憶をたどって、いくのだ。
その間、夫は、パソコンに向かって、ビデオとカメラのまとめをしている。

それら一連の作業が終わると、達成感からか、どっと疲れがやってくる。
そして、脱力感も。