変温動物のほんとうはあったかはーと

冷たくないよ、ちょっと心が暖かくなる話を書きます。

私が女子大生だった頃

2007-06-24 06:40:35 | Weblog
1970年代のこの事

最近、70年代の頃に流行した歌のCDがでている。タイトルを見ると全部知っているし、全部歌える。

そんなに古いのかとも思うが、私の中では、ちっとも古くはない。

大学は、良妻賢母を旨としたものだった。

大学の駅は、特急電車が停まる。
大株主が近くにいて、特別に停まるようになった、ときいたことがある。
つまり、閑静な住宅街にあるのだ。

その昔は、袴にブーツ姿で、モダンでハイカラな感じであったので、巷の男子学生の憧れの存在であったらしい。

その女子大に合格はしたものの、気は進まなかった。
しかし、父がとても喜んでくれた。
親の期待に副おうとした私がそこにいた。

でも、大学生活は、楽しかった。
友人や先輩に恵まれた。
そのことに、とても恵まれていたことに、とても感謝している。

困った、、困った、、

2007-06-22 23:08:03 | Weblog
10日位前から、隣の住人が、子犬を飼い始めた。
隣の主は、以前にも話したが、中国人だ。

中国人の若いお兄ちゃんが、飼い始めたのだ。

ある日、キュンキュンとないている。
気になって、恐る恐る行ってみると、柱と小屋の間にあおむけになって、手足をばたつかせている。「あらら、ドジね」と助けてやった。すると、安心したのか、おしっこをちびってしまった。「あらあら、かわいい」

その子犬が日に日に元気がなくなってきた。
身体が痒いのか、後ろ足でしょっちゅう掻いている。その度に毛が抜けて飛び散っていく。「大丈夫かな、、、」

それにしても、毛が日に日に抜けて、地肌が見え始めてきた。
これは、「栄養不足では」と思い、友人にメールできいてみた。

「犬は栄養不足で毛がぬけるよ」「やっぱり」

早速、おせっかいながら、牛乳をお皿に入れて、やってみた。
ぺろぺろと飲み始めた。
「ああよかった」と思っているところに、その子犬の飼い主の若いお兄ちゃんが帰ってきた。
初めて、話をする。

こういうときは、不思議だ。ペットを通して、垣根がとれて、初めてなのに違和感なく話ができた。日本語が上手だ。

どうやら、後ろ足をケガしているのを拾って帰ってきたらしい。
優しいお兄ちゃんだ。
「エサヲヤッテモタベマセン」と心配そうにいう。

そんな様子につい
「私が、世話をしようか」なんていいそうな気持ちになった。

いやいや、、一時の感情でそんな無責任なこと言えん、言えん、、、

ああ、、困った困った、、
一体どこまでかかわったらいいものなのか、、、
困った困った、、
あのままでは、子犬は、ますます弱っていくし、、
困った困った、、、



粗大ごみ

2007-06-17 22:23:28 | Weblog
粗大ごみ。わが自治体では、秋から有料になる。
大小にかかわらず、一個につき200円。

それなら、今のうち、無料の間に出しておこうと整理した。
大きなのは、ベット。
スプリングのベット。今は、使っていないので、思い切って始末しようと、支所に予約電話をかけた。
すると、なんと!
「ベットは、産業廃棄物になります。個人で業者に頼んでください。粗大ごみとして出すのでしたら、布の部分をはいで、スプリングは、燃えないごみとして出してください。布の部分は、粗大ごみとして、受け付けます。皆さんそうされてますよ」という。
いとも簡単にいう。
あんな大きなもの、分解するのは、大変!

しかし、夫は「なんとかやってみる」といい、ベットと「格闘」し始めた。
剥いでみると、仕組みは簡単だったらしい。思ったより簡単に、スプリングと布に分けることが出来た。スプリングの部分は、燃えないごみの袋に入るくらいに、切り刻んでいく。これは大変だったらしい。腕は、あちこち傷だらけだ。

ベットをごみとして出すのに、こんなにも苦労がいるとは、、、
「産業廃棄物」なんて、何をもってそう判断したのだろか。

一般家庭でどうして、産業廃棄物がでるのだろうか、、、分からない、、、

山の家でもごみをだした。

山の道を廃品業者のトラックが、拡声器を流しながら、我が家のほうまで、上ってき始めたのだ。何か道でも間違えたのかと思っていたが、確かに上ってくる。拡声器からの声がだんだん近づいてくるのだ。こんなことは、初めてだ。

その近づく声をきいて、思い切って、始末しようといろいろ引き取ってもらうことにした。
冷蔵庫2台、テレビ2台、サッシ、鉄くずなど、空っぽだったトラックの荷台がみるみるいっぱいになった。これらは、そのほとんどが、アジア方面にいく、のだそうだ。有料でひきとってもらった。ちょっとした出費だ。仕方ない、ごみは始末しなければ、家の中でいつまでもあるから、、、

ああ、しかし、ごみが出しにくくなってきたものだ。

お金を出して、「おねがい」しなくてはならなくなった。

こういうことから、考えるに「消費生活」というものを見直さなければならなくなってきているのだろうか。


ああ、脱力中

2007-06-07 22:18:36 | Weblog
力が湧いてこない。
気持ちが盛り上がらない。
昼中、家の中に人の気配がないから。
しょうがないか、、、、、、

でも、そんな気分の中でも、瞑想を始めた。
「ケーナ」という楽器の演奏を聴きながら。

本屋さんで何気なく見つけた 「瞑想法」天外伺朗
CDもついていた。その声にあわせて30分間実行してみた。
結構気分がいい。

「瞑想は、心身のこわばりを見つめて心も身体も魂もゆるめていくことですから、統合的な自分癒しの方法」

自分癒し、、そして、自分探し、、

こんなこと書いていたら、「また、難しい事、考えて!」っと
誰かに言われそう。

その「誰か」、「しんどいけど、頑張ってる」とメールがはいった。




キャリアウーマン

2007-06-06 10:38:49 | Weblog
専業主婦で子育てに集中していた頃、主婦向けの月刊誌の愛読者の集まりに参加し、積極的に活動をしていた。

その組織の中では、家事育児、それを通じて社会を見る等たくさんのことを学んでいった。

そんな時、「私の理想は、キャリアウーマン」と冗談まじりで思っていた。収入は、全くないにもかかわらず、、、、、、そんな中で子育てでは、本当にたくさんのことを学んで実行していった。

その娘の就職が決まった。これから、8日間の研修にでかける。そのためにブラウス、鞄など、あちこち走り回って、買い揃えていった。

「もう!ママは、私をキャリアウーマンか何かにしたいん!」
家にある未使用のシステム手帳を私から受け取って、娘がそう言った。

「え!そんなことはないよ。ただ、色々持ってたらいいかなと思うものが浮かんでくるのよ」

既卒になる娘の就職は、もっと難航するのかと思っていた。

ところが、会社めぐりをして、2社目で決まってしまった。
ほんとうにとんとん拍子に事が運んで、決まっていった。まるで、招かれたかのように事が運んでいった。

就職活動をしていた学生の頃は、大都会での大手企業ばかり20社程を回り、内定を2社からもらった。「思うところから、思われず、思わぬところから思われて」悩みに悩んで、内定を断ってしまったのだ。

卒業して海外に住み、都会と田舎での自分を経験して、「自分は、田舎が向いている」と結論をだした。

地方での就職を考え、拠点をどこにするのかと考え、就職を決めようとしていった。そんな中で決まった就職だった。

母として私の気持ちは、非常に複雑だった。もっともっと娘と一緒にいて生活を楽しめるのかと思っていた。「決まった」と娘から電話をもらった時は、ぼーうっとした気分になってしまった。こうして書いている今でも、複雑な気持ちで、まとまりがつかないでいる。

「私は、ちゃんとやるよ」と言い残して、研修に出かけていった娘を見送りつつ、私の気持ちは、複雑である。
ブログに書いて、自分をみようとしているが、この気持ちを公開しようかどうかと悩んだりしている自分に気がついている。

でも、思い切って!自分の気持ちを解き放とうと思う。

だから、公開します。