少し遠くまで

最近は、歩いてない。運動不足を感じる。
今日は、えいっと弾みをつけて、歩きに出かける。

ちょうど、小学生の下校時間だった。
「僕の家ここ」といいながら、友達と別れていた。かけていくそのランドセルがまぶしかった。

畑の草むらの中で、お母さん猫が子猫におっぱいを上げていた。チューチューと音が聞こえそうだった。

赤いレッスンバックを下げた女の子が「こんにちわ」という。
「どこに行くの？」
「ピアノ」
「バイバイ」
後姿をみながら、娘もこんな風にピアノに通っていたなんて、その女の子に姿を重ねた。

のどかでいい時間だった。

ちょっと、、おねえちゃん

スーパーの店内で、肉の陳列棚を見ていた時のこと、、

背後で囁くような声がこういった。
「ちょっと、おねえちゃん、この肉、、いくら？」

私は、その声に迷わず振り返った、、迷わずね。

すると、買い物カートにしがみつくようにして、立ち止まって、陳列の肉を買おうとしているおじいちゃんだった。お腰が曲がっているので、下しか見ていない。
「これ２９８円かね」
「そうですね」
「そんじゃ、買うてみよか、、、」

買い物かごには、買いだめなのか、たくさん入っていた。後姿を送りながら、おばあちゃんの代わりに買い物に来てるのかな、それとも一人暮らしなのかな、、などと想像した。

みんなそうやって、頑張って生きている。

周りの助けを借りながら、、、

見知らぬ人に、「おばさん」とか「お母さん」なんて言われたくはない。

そのおじいちゃんは、その点心得てるのかな、おねえちゃんなんて言ったりして。

絵画

絵を鑑賞する時間は、好きなので今日も出かけた。

迫力のある滝の絵だった。音が聞こえてきそうだった。
色がシンプルで、じっと眺めていたら、画商の方が近寄ってきた。

あちらこちらと会場を案内されて、こまかな説明を受けた。以前も同じようなことがことがあった。その時は、何十万もする絵画を熱心に薦められた。今回は、両手に近い金額だった。

買いそうに見えるのかな、、、

そんな、、、そんなにお金持ち風にしてるのではないんだけど、何故だか薦められる。

ほんとは、もうちょっと鑑賞したかったけれど、そうそうに会場を後にした。

美容院で

長年通っている美容院。
そこにたどり着くまで、いったい何件の美容院を通り越してたどり着くことか。

このところ行くたびに、新商品がでましたと言って、あれこれすすめる。
先日は、「くせ毛専用のシャンプーとリンスが出たので使いますね」と言って、洗ってくれた。確かに、指触りが柔らかかった。ドライアーをかけても気持ちよくまとまる。
帰りがけに、買ってしまった。買ってしまった。

高かったぁ。

家では、普通のせっけんか、Ｓ社のシャンプーを使っているのだけど、私のくせ毛は、なかなか収まってくれなかった。一応今は、使い心地は、いいのだけど、、、

雨がふっている

今年の夏は、どうなるのだろうと心配になるくらい、このところ暑い日が続いた。

雨が降っている。

大事な水がめにしっかりと貯まってほしい。

このところ、ランチをしっかりと食べた。カフェで。

有機野菜を使い、玄米のごはん、メインは、豆腐かグルテンを使った一品。
よく噛んでたべればいいのだろうけど、話をしながらだから、すぐにのみこんでしまう。

客層は、女性が主だけど、男性もいる。このカロリーで足りるのかしらと思う。

人口１６万の町でも、こういう身体にいいものを使った、カフェというのがしっかりと存在している。

普段小食の私は、昼食は手抜きをする。気が付いたら、食べていないことがよくある。あの探し物をしていた時、食べていなかった。

やっぱり、食事はしっかりとらなくてはいけない。

１２の年月、おまけ

その後、当選して４期目を務めているその方、、、、

ニュース映像で、その活動ぶりをみることができた。

なんとお元気でしたっ。色々な私事とたくさんの課題を抱えて、使命感に忠実にその責務をこなしているのだろうっと思えた。

私個人としては、言いたいこともあるけれど、今を頑張ってほしいと思う。

探し物はなんですかぁ～

今日は、朝から探し物をしていた。
探しものついでに、ずっと気になっていた押入れの中身が片付いた。なんと７袋ものゴミが出た。腰痛のお土産付きで、片付いた。それでも、探し物は、見つからなかった。

買い物に出かけるのも、忘れていた。あまりに、こだわって探し続けたことに反省して、重い腰を上げて、図書館に出かけた。

昨日、希望図書が届いたと連絡があったことを思い出した。「隣の市立図書館から借りたものですから、丁寧に扱ってください」と念を押されて借りてきた。いま、それを、寝っころがって、読んでいる。寝姿勢のほうが、腰がいたくないのです。イエスの涙という題なのです。十字架に張り付けられて、苦しみながら死んでいった、、そのことを書いている本なのです。

とまあ、、、
そんな本を読んだりして、また探し物を探し始めたら、、、なんとあったのです。

探し始めて、８時間、廊下に並んだゴミ袋をよけなから、「あった、あった」と喜んでました。

探し物は、手放せば見つかるのです。

ちなみに、その物は、花ばさみ、、、、友人が華道の教室を開いたので、にぎやかしに来てくれないかというので、行くのですが、なにしろ、華道は、若い２０代の頃にかじって以来なので、少し不安はあるのですが、まあっいいかっなんて思って、いこうとしてます。