６１７歩目 新野の現場

二ヶ月前に来た時とは違う道ヲゆっくり　途中で久し振りに温泉に浸かり　施主サマの仕事場（製材所）に着いたのは五時頃。
荷台に珍しいモノを積んだ軽トラの後を付いて家に向かう。
途中　当たり前のよーに酒屋に寄り家に着くと玄関ではなく離れに・・「ちょっと荷台の物を下ろすの手伝って」
ビール飲みながら下ろしたモノ
　　　　　　　　持ち運び出来るピザ釜
小さな焚口からちょっとづつ木チップを入れる作業を仰せつかる。
施主サマが何時も飲んでるという御得ワインを頂きながら好きな作業をス。
　　　　　　　　この間　母屋では奥様とピザの準備。

やっと母屋に入れてもらい食べて飲んで・・しゃべって寝る。
翌日。
それぞれ職場に行かれる二人を見送った後　作業に取り掛かる。
まずは養生。
グラインダーでコンクリートを切るので埃が漏れないよーに
　　　　　　　　
動かさないでやることになったのでイエルカストーブも養生ス。
　　　　　　　　吸塵機の延長ホースを「わいまつ氏」に借りて正解だった。
用意した鉄平石を埋め込みたいのでカットしてみた。
　　　　　　　　真ん中くらいの所にステンレス製のシッカリした網状のモノが・・困ったこまった・・・。
しかたないので鉄平石の方をカットして
　　　　　　　　この日の作業はココまで　この後
施主サマが帰ってきて離れで飲み・・・母屋でも飲み・・寝る。
翌朝　寝坊した施主サマとシッカリ者の奥様を見送って作業ス。
　　　　　　　　
　養生ヲ片付け掃除してお昼頃完成
昼ごはんはこの日も近くの弟さんの家でお母様（八十云歳）の手料理をご馳走になる。
帰りに施主サマの仕事する姿を撮影しよーと製材所に寄ると　買ったけど使わなくなったという珍しい道具（振動でイロイロなモノを削るモノ）を貰い　コーヒーを入れてくれたり
「あの　今日は仕事は？」
「・・弟が出張で居ないし・・夕べの酒が　はは・・」
「・・製材所とギャラリーの写真撮らせてね」
カメラを持ってウロウロしてると「仕事する所撮って♪」と
　　　　　　　　
　機械に丸太をセットし
高速で動く帯ノコの電源を入れ
　　　　　　　

　　　　　　　　夜の顔とは違って・・
近くをみると　
　　　　　　　　
向こう側には
　　　　　　　　去年から弱小チームのピッチャーをされてるそうで（まだ勝ったことがナイそうです）
「ピッチングするところも見る？」
せっかく仕事するお父さんの良い顔が撮れたのに？
　　　　　　　

　　　　　　　　撮影中　一球もストライクゾーンには飛んでいきませんでした　残念！
「今はシーズンオフだから・・でも來シーズンにむけて練習するヨ！」

まだ出逢ってそれほど付き合いはナイ。
酒と焚き火を欠かさず・・妙に魅力的なオジサンである（僕より一個上）
施主サマの若い頃の御姿
　　　　　　　　身内の方が描かれた肖像画
　
あまり飲み過ぎず　元気で居て欲しいデス。

ありがとうございました！


　　　　　　　
　　　　　　　

６１６歩目 「仏教入門編」その後

図書館という所は本ヲ返して帰る　事がムツカシイ所で・・
また借りてしまった（三冊も）
　　　　　「般若心経　瀬戸内寂聴訳」
　　　　　「心配事の９割は起こらない　枡野俊明著」
　　　　　「小さないじわるを消すだけで　よしもとばなな×ダライ・ラマ１４世対談」
般若心経は子供の頃父親の読経で聞き馴染んではいた。
・・・この世は「バーチャル」世界なのか？

極楽浄土より　明日の飯ということで現場その後。


　　　　　　一週間ほど前か
先日　
　　　　　　片付けする富澤親方

　

　　　　　　掃除する小野クン

　　　　　　

昨日　駒ヶ根某所
　　　　　　　　

　　　　　　　　

　　　　　　　　この後石で流し台ヲ作る予定　

「ちょっと新野の現場へ行って終わったらやります」
　　「僕も明日新野へ行くよ」
「新野の何処ですか？」
　　「こ～行って　こ～下って平らな所にある製材所で・・」（木彫作家の施主サマは猪切さんの所で材料を調達してるのだそうです）
「も　し　か　し　て　猪切さん？」
　　「！そう　そう　なんで知ってるの？」
「じつは明日行く現場は猪切さんの所なんです」
　　
縁とは不思議なものでありますなぁ・・・
っさ　今から準備して行ってきます。
　　　　「酒　買ってった方が良いかなぁ・・｝













　

６１５歩目 台風１５号の傷跡は大きかった。

何週間もの停電は辛い。
　
　　　　　この世は「諸行無常」か・・・

図書館への返却日がきてしまった。
　　　　　　　　小説ほどには面白くはナイので
読むのに時間かかってしまった。
きょう現場行ったら図書館に行こう。

その現場の「その後」
　　　　　　　　

　　　　　　　　
店舗スペースの天井・壁は塗り終えた。
先週の日曜日から１５日（日曜日）まで毎日通ってやっとココまで出来た。
その頃二階では施主サマが・・
　　　　　　　　旧い壁紙に塗装したり・・自力でリフォーム作業されてます。
　　　　　　　　明かり取り窓を下から見る。

昨日は松本から昔の仲間二人来て「すき焼き」を頂く。
　　　　　　　　何年ぶりに食べただろう？
「美味しかった！　ありがとう！」

６１４歩目 台風１５号接近中

伊那市（街中）の現場その後。
　　　　　　　



　　　　　　　　昨日の様子。
本日　天井だけ三度目のパテ込みス。

４時頃、第９５回「伊那美術展」最終日に伊那文化会館へ・・。
後に「施主サマ」として登場するはずの「Mさん」（木彫作家さん）の紹介で審査委員（たぶん）されてる方に僕の「モザイク画」を観てもらえる事となった。
絵画として審査してもらえるのか？
「絵画として審査しますよ」
その前に。
「内なる情熱を表現するような」・・」（創作）「そういう作品を期待しています」
やはり・・ゲージュツとはそういう事なのだろう。
いままでも沢山の方から指摘されてきたけど「今はまだ写実画を目指します。」

そういう訳で？・・「仏教徒への道」その後。

図書館で借りた一冊
　　　　　　　　漫画だから易しいかな？と思ったけど・・僕の読解力の無さか？　極楽浄土への道は遠い

６１３歩目 モザイク画制作（準備）はじまる。

六月頃から現場仕事のないときにはコツコツ硝子片作りヲ始めていた。
５年前に制作した「焼き場に立つ少年」像くらいのサイズで・・数ヶ月間（６ヶ月はかかる）制作意欲が続かないと完成は難しいと思われる。

そこで
イロイロ想うところあり
「仏像」を　と前の「施主（和尚）さま」に相談ス。
　「あの　自分のような俗物が仏様の像を描いても極楽浄土に逝けるでしょうか・・？」
　「だめでしょうなぁ　はは・・」
地獄行きは決まったけれど　画にすることヲ承諾してくれて昨日　撮影させてもらった。
　「スバラシイ作品を期待してますゾ」
プレッシャーを浴びながら帰る・・。
その前に
少しは仏像（仏教）の事を勉強しようと
　　　　　　　　入門書ヲ購入。

完成までの間くらいは「仏教徒」に近づこうと、これから図書館で借りて勉強しようと思っている。
今の現場から図書館は近い。

・・・・つづく・・・・