一昨年の作品(六十年前の母と私)額の硝子片が取れてしまったので直す。
足も弱りボケ始めた母は介護施設に通い(送迎され)家では姉が世話をし・・申し訳ない気持と感謝の気持を この場を借りまして「ありがとう」(直接は云いづらい)
孫をモデルに素晴らしい作品にしてみせます!
ニュースで介護施設で働く人の事件ヲ報じていたが・・大変な仕事であろう事は重々承知しております「本当にご苦労様です 宜しくお願い致します」
施設でのストレスは他の場所で発散できるように経営者も工夫して欲しい。
夜中には母のトイレに父が介助してるとか・・姉が一緒で本当にありがたい。
そんな父は油絵を描いていた(今は 知らないが)僕が小学生の頃 預かった小さな写真を観ながら二十号程のカンバスに向ってる姿を思い出す。小遣程度の画料で描いてたのだろう、戦争が無ければ絵の学校に行きたかった という話は十年ほど前に始めて聞いた。
その当時 すでに絵画から写真に取って代わられようとしていた。
昔むかしヨーロッパでは写真機の登場によって需要がなくなり画家達は変化を求められたらしい。
そして今 現代の写真「デジタル画像」ヲ元に絵にしようとしてる自分は進んでるのか・・退行してるのか。
居間にあった父の作品(十号位)
光が反射するので正面から撮れなかった。
昔 名古屋(長屋)で父・母二人で過ごしてた頃に可愛がってた犬。 たしか足を怪我した子犬を拾ってきた と記憶している。
他にも離れに建つアトリエには沢山の作品が眠ってる、こんどはちゃんと撮るつもりである。