「明日死ぬと解っていても今日おこなうのが養生法!」
これは私の好きな言葉です。
薬は日々研究され、治療法は日々進化しているのに、何故病人は減らないのか?。
それは「健康法と病気治しが同じ」と思われているのが原因の1つだからです。
健康の話を聞くとなると、お医者さんから聞くとなりますが、お医者さんは病気治しのプロで健康づくりにプロではありません!。
もし、お医者さんが皆さんの健康を作れるのであれば、世界中から病人は消えているはずです。
病気しないのが健康ではなく、病気をしても自然に治る力が強い人が健康ではないでしょうか?。
また、病気をしていても明るく元気に振舞える人が健康な人ではないでしょうか?。
健康を作る時、心拍数や血液の状態は、お医者さんのパソコンに記録として観る事が可能です。
でも、体を作っているのはそれだけではありません。
その人が怒りっぽいとか、悩みを持ってストレスをどの位溜め込んでいるかは数字となって現れませんよね。
病気を作っている大基を正す薬や治療法はこの世に存在しないのです。
それを正せるのは、体の持ち主が気づき、そこから進化しようとする意思を持たなければいけないのです。
だから、養生法(現代の健康法)は死ぬと解っていてもおこなうものだと思います。
(ですが、他物の依存した健康法は健康法ではありません。)
私のような健康指導者は、健康を学ぼうとする人に「教える人」ではありません。
私達は学んだ事、経験の中からそれぞれにあった「ヒント」を提供するのが仕事です!。
学ぶ相手、つまり教えてもらうのは自分から学び取る以外に方法はありません。
日々の実践から、自分の生活、考え方の癖、行動パターンの中から必要なことに気づき、その積み重ねが学びとなります。
日々実践。
「またやってしまった!」。
そう思えただけで、すでに気づいています。
まず、学ぶという意思を持って下さい。
健康の扉は開かれています。