健康100話（520）：未来の自分をデザインする能力

私は「４０歳を過ぎたら身体の点検と整備が必要になります！」と発言しています。

これは、多くの高齢者を整体施術したり、主宰するボディリフォームストレッチ教室に来られた高齢者の方との触れ合いから感じた事を言っているのです。

人間は７０歳を超えると、それまで感じた事に無いような「老いの速さ」を感じるようです。
その時に多くの人が「こんな思いをするのなら、どうしてもっと早く整備しておかなかったのか？」と悔やまれます。

高齢者の方が若い時、日本は高度経済成長の真っただ中！。
今のような「過労死」などという言葉など思いつかないほど、多くの人が猛烈に働いて日本を成長させた時代。
週休二日など無い時代です。

当然、健康管理などは後回しになっていた時代でしょう。
そのような時代を生きてきた人が「あの時に氣づいてたら」と言われるのです…。

だから、今の４０代の人達に言い続けています！。
今は若いから氣づかなくて当然。
しかし、これからの超高齢化社会に入っていくと、今の高齢者以上に大変な思いをする事になるのは必至！。

ならば、今のうちから「自分の老いをデザインする気持ちで、点検、整備するノウハウ」を身に付けておくべきだと考えています。

時間の経過に任せた「老い方」で後悔するのか？。
それとも、身体の疲労などを定期的に取り去る習慣を付けたり、自分に最適な健康知識を身に付けたりして、若々しく、スタイリッシュに老いをデザインしていく時代。

７０歳を超えても、認知症や脳梗塞、などの心配をせずに好きな事をしたり、社会活動に精を出す。
そんな高齢者を目指す生き方をデザインするのです。

４０過ぎたら未来の自分をデザインしていく生き方を選びましょうね！。