「健康」ってどのような状態なのでしょう!?。 一言で表現すると「心と体のバランスが取れている」事でしょう。 すると、気分良く楽しく毎日過ごせるような気がしますよね。 でも、どうやって心と体の、しかも良い状態を保てば良いのでしょう?。 世界中、どこを捜しても「心と体の良い状態をバランス良く整える」薬などはありません!。 でも、実は身近なところに1つだけあるのですよ!。 それは「気持ちよい」という感覚。 体操していると、縮んだ筋肉が伸びた時など「気持ちいい~!」って感じます。 その気持ち良いを味わう事で「心と体のバランス」が整えられるのです。 ヨーガの先生やストレッチの先生って、皆さん若く見えるし、生き生きされてるでしょう!。 「気持ち良い!」って感じる時間、あなたはどれだけありますか?。 頑張って運動も良いですけど、「気持ちよい」はもっと大切ですよ!。
時間の経過を早く感じたり、1秒がとても重厚でゆっくり流れる時があったり、時間の感じ方は、その時の状況によって変わります。
いつもは「嫌だなぁ!」と思いながらしている仕事でも、生き死に関わる現場にいる事に比べれば天国のようなもの。
時間の過ぎるのが早く感じる人は、ほとんどの場合「幸せ」だという事が解ります。
忙しいかったり、雑用が多くて愚痴が出るのも幸せなんだよなぁ。
気温の上昇と共に「フラフラする」という人が増えてます。
これは、暑さで体の筋肉のバランスが崩れた事が大きな原因です。
筋肉には「伸筋/しんきん」と「屈筋/くっきん」の2種ありますが、こう暑いと屈筋(力を込めたり、動く時に主に活躍する)が縮んでしまい、伸筋(背筋をのばし、ジッと静止する時に活躍する)が緊張してしまいます。
いわいる「猫背」になってしまいます。
すると、体内の分泌物の流れが悪くなってしまい、その影響でフラついてしまう原因になってしまいます。
また、背中が丸くなっているので、「鳩尾」「首」などが詰まってしまい、血行(特に脳)が悪くなるのも見逃せません。
さらに、頚椎7番(首の付け根にある丸まった骨)周囲が硬くなると、外気に適応する能力も低下し、体が火照ってしまいます。
こんな時こそ、背筋を伸ばし、肩甲骨周囲をほぐし、深呼吸をおこなって、酷暑を乗り切りましょう!。
写真の体操を息を吐きながらおこなうと、背中がほぐれ、鳩尾の詰まりも取れやすくなるので、気持ちの良い範囲で、適度な時間おこなってみてください。
誰もが「健康」を望むのは当然でしょう。
ですが、全く「痛み」や「不快感」が無い「完璧」な状態は、いくら望んでも手に入るのは大変難しいこと。
年齢と共に
・ 筋力
・ 骨密度
・ 記憶力
などは低下していくのが自然な姿。
それでも、「健康法」や「養生法」は毎日おこなう事にどのような意味があるのでしょうか?。
私の生徒さんは、70歳を越えた方もおられます。
そのような方々を見ていると、背中は丸くなり、耳も遠くなり、体の歪みからフラついたり、体のいたる所に「痛み」を持っています。
当然普段の「姿勢」は悪くなっています。
ところが、お話を聞くと「ここの体操教室に来る為にいつもより早く起きる」とか、足が悪く杖を付いているにも「必ず毎日歩くようにしています」と言われます。
ある人は「毎日、自分の食事は自分で作ります」と言われる方もいます。
高齢の方でも元気な人は日々の何気ない緊張が心の姿勢を正しているように思えます。
年齢を重ねてダラダラしていると、体の各機能は低下するばかり。
心の張りが、体以上に崩してはいけない「心の姿勢」を作ります。
心の姿勢を崩さない。
これが、最高の健康法なのは間違い無いと思います。
今の世の中「否定的」な言葉が多いのに気づかされます。
「アンチエイジング」のアンチって、どうも老化を否定しているような気がしませんか?。
老化現象は誰にでも起こること。
それに「対抗」するって事は「否定的」「悪い事」と考えているからでしょう!。
老化現象は
・筋力の低下
・骨密度の低下
・肌の細かさや潤いの低下
・記憶力の低下
など「体力/肉体」の低下が主に起こります。
ですが、逆に上がる能力もある事に目を向けてみましょう。
・経験値
・愛情
・器
など深まったり広がったりするもので、内面的な向上はいくらでもできます。
これは若い人には「イザという時に相談ができる!」というとても重要な役目となります。
歳を重ねるという事は、若い人から頼りにされるという自覚を持って日々生きるという事だと思います。
自分の事だけでなく、周囲に配慮ができ、自分の健康も維持して明るい老齢期を迎える。
そのイメージを今からしていきましょう。
ただ、日々の時間を経過させた老齢期にしてはいけません。
将来の為に...。