千葉市美術館では、伊藤若冲の作品を数点所蔵しています。
これは、東京国立博物館などを除けば、比較的所蔵が多いほうです。
千葉市美術館には素晴らしい図書館が併設されています。
収蔵図書は殆どが美術書及び、美術の解説書です。
一般に、図書館では他のいろいろな分野の蔵書も多く、
お目当ての美術書を探す労力が要求されてしまいます。
その点、ここは美術関係オンリー、楽勝です。
さらに驚くべきは、過去の各種美術展の図録があるんです。
これは、確か大島さんという方からの寄贈だそうですが、凄~~い数です。
しかもチケットやチラシ、関連記事などの切り抜きも一緒に管理されています。
この大島さんのコレクションの中から、こんな素敵な展覧会図録を発見しました。
かれこれ40年以上前に日本に来た、あの『ミロのヴィーナス』です。
初めて目にし、手に取り思わず身震いがしてしまいました。
多少年季が入っていますが、かなり保存状態がいいようです。
こんな収蔵がある千葉市美術館に感謝感謝です。
以下は図録を撮影したものです、ご覧ください。
表紙
目次
ミロのヴィーナスの上半身
ミロのヴィーナスの全身像
そのほかのヴィーナス像:1
そのほかのヴィーナス像:2
千葉市美術館の図書館:http://www.ccma-net.jp/index.html
いつも拝見しては、精力的に美術館めぐりをなさっていらっしゃいますのに敬服しています。
美しいものは、誰が見ても心惹かれ、感動しますね
まして、その人の生い立ち、喜び、苦悩を知ると
もっと味わい深くなることでしょう。
最近は図書館もきれいになり、建物だけでも
楽しめるようになりました。東京都という、日本一
恵まれた地に住み、文化、音楽に手軽に触れることが
出来ますのに、年に2.3回しか尋ねないということは
地方に住む人にもうしけない気がします
いつか、サントリー美術館で岩手から来たという
方に出会いました、日帰りが出来て便利になりましたというお話に、頭が下がりました、
民間所有の美術館も続々建て替えですね
いつか、萱場町地下鉄直行の山種美術館に立ち寄ろうと思いましたら、移転して立派になっていました
何時の間にと??
私は急がしさんのように健脚ではないので、
山歩きが出来るいそがしさんに憧れています。
未だいそがしさんとは一度もお会いしていないので、
何かの折があればと思っています
これは大発見ですね!
千葉市美術館やりますね~
ミロのヴィーナスについて
書かれた興味深い文章あります。
清岡卓行『手の変幻』
TBさせていただいた記事に引用してあります。
ミロのビーナス展の図録は、
ほかの図録との間に挟まれていて、偶然に見つけたんです。
本当は山下りんのイコン展の図録を探していたんです
いろいろな歴史的発見もきっとこんな感じだったのかもしれませんね