eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

ワクチン不足解消か...

2021年07月08日 | eつれづれ






当面、職域接種は延期となった。
既に針金電気ヤは2回の接種を5日に終えた...2回とも体は何も反応しなかった。
もっとも接種後に市販の鼻炎カプセル2錠、気安めに飲んだが。
これも気安めで腕には整形から以前もらった消炎鎮痛塗り薬を左手に満遍なく塗った。


電力変電所と自家用側PASの動作

2021年07月08日 | eつれづれ

PAS設定Io、0.2Aの1/10の電流が微地絡検知する電流値。
この条件では絶縁抵抗が0.2MΩで漸く動作する。

一般的に言われている高圧側の最低、絶縁抵抗を6MΩにした場合。

更に絶縁抵抗を低下させIgr(対地抵抗分電流)とIc(対地静電容量成分電流)を同じ数値にするには65kΩにすると同じとなる事が判る。
当然、位相角は45°となる。
零相電圧Eoは対地電圧に修正する。

実際のPASの地絡動作は電流スパイク、他の静電容量mA等絡んで来る。
対地電圧6600/√3=3810Vの3倍の電圧11,430V発生。
絶縁抵抗低下すると急激に発生電力も多くなり、のんびりした動作では無くなるのは容易に推測出来る。


こんな感じで変電所CB遮断したか...

2021年07月08日 | eつれづれ




先の責任分界点7.2kV、PAS電源側接続点でのヘビによる波及事故があったが...装柱上、このヶ所は自家用側財産との契約なので波及事故報告書を提出するトホホのハメになった。
広範囲停電220戸、3時間の停電、夜なので調査したが原因特定されず、結果は絶縁も良かったので強制送電成功、復電した。
もう、鬼籍に入った御仁が残した古い資料だがGTP-ZCTで検知してCBを遮断、区間YS開放すれば特定も早かったが再送電2回失敗、その後ヘビが電線より離れPAS電源側に落下、高圧絶縁は回復して正常に戻ったと推測される。
特に降雨もなく、昼は30°暑く、夜になり涼しくなりヘビも活動した様だ。
配電用変電所の参考は66/6.6kV.15,000kVA(15MVA)で二次側6kVは非接地である。
よって地絡した場合、大きな電流が流れるのは危険なので数A程度で安全を確保。
自家用の零相電圧検出器(ZPD)の代わりにオープンΔの変圧器をもって零相電圧を検知している。
中々、今は開示ならないと思うが昔のデータなので今は機器自体無く問題無いだろう...参考になったか!。