
先のヘビによるトホホの波及事故で高圧受電設備単線結線図を一部、改変したものをCADにで作図する。
当初の装柱でなかったものが受電直前に追加なった高圧機器を挿入した。
左側の7.2kV.400A/2RVS、7.2 kV.100 A/CLR、5kVA操作トランス類がPAS以降に追加。
交流負荷開閉器(LBS)二次側はメーカーCAD図面。
こんな図面も波及事故報告書(30日以内)に必要、ヘビはPAS電源側の高圧線に接触、感電落下でPAS電源側碍子に引っかかった状態で発見されたが...自家用側の財産区分契約。
よく御仁は波及事故で賞状貰えなくなったとガックリ来ていたが、そんなものはクソの役にもたたない現実オソマツ。



RVSは高圧真空スイッチで最初は限流抵抗器を介して200kVA変圧器に通電、電圧ショックが落ち着いたらタイマーUPで切替、抵抗を抜いて通常電圧とする。
変電所からの距離は約14km、三相短絡電流593A、三相短絡容量約6.7MVA、B種接地抵抗値85Ω、%リアクタンス7.59%。

もう、33年前の資料にコネクタカバーにヘビが侵入...この例と同じの様だ。
大区分は他物接触、小区分は鳥獣害の表記となる。
先方ASが多く出ているが、昔は自家用側PAS設置も普及せず電力柱に電力財産のASがあった。
もっともASも油入型OS、碍子型ASとかあり、特に雷被害では碍子破損しバラバラ落下、柱下の歩行は危険極まり、コリャーNGと現在の高圧気中負荷開閉器(PAS)となった。