eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

高圧受電設備単線結線図に追加機器挿入

2021年07月10日 | eつれづれ

先のヘビによるトホホの波及事故で高圧受電設備単線結線図を一部、改変したものをCADにで作図する。
当初の装柱でなかったものが受電直前に追加なった高圧機器を挿入した。
左側の7.2kV.400A/2RVS、7.2 kV.100 A/CLR、5kVA操作トランス類がPAS以降に追加。
交流負荷開閉器(LBS)二次側はメーカーCAD図面。
こんな図面も波及事故報告書(30日以内)に必要、ヘビはPAS電源側の高圧線に接触、感電落下でPAS電源側碍子に引っかかった状態で発見されたが...自家用側の財産区分契約。
よく御仁は波及事故で賞状貰えなくなったとガックリ来ていたが、そんなものはクソの役にもたたない現実オソマツ。





RVSは高圧真空スイッチで最初は限流抵抗器を介して200kVA変圧器に通電、電圧ショックが落ち着いたらタイマーUPで切替、抵抗を抜いて通常電圧とする。
変電所からの距離は約14km、三相短絡電流593A、三相短絡容量約6.7MVA、B種接地抵抗値85Ω、%リアクタンス7.59%。

もう、33年前の資料にコネクタカバーにヘビが侵入...この例と同じの様だ。
大区分は他物接触、小区分は鳥獣害の表記となる。
先方ASが多く出ているが、昔は自家用側PAS設置も普及せず電力柱に電力財産のASがあった。
もっともASも油入型OS、碍子型ASとかあり、特に雷被害では碍子破損しバラバラ落下、柱下の歩行は危険極まり、コリャーNGと現在の高圧気中負荷開閉器(PAS)となった。


ワクチン2回接種終わったが!

2021年07月10日 | eつれづれ

ワクチン接種、日本はG7で最後 すでに80カ国超実施
 日本で17日、新型コロナウイルスのワクチン接種が始まった。
接種の開始は主要7カ国(G7)の中で最後の7番目となり、最も早かった英国と比べると約2カ月の遅れとなった。
接種の開始時期や接種回数などで国家間の「ワクチン格差」が広がっている。
 英オックスフォード大などが公表しているデータによると、今月15日までにワクチン接種が始まっていた国は80カ国以上あった。
 世界で最も早かった国は英国で、昨年12月前半から接種を開始した。
G7で見ると、日本以外の6カ国は全て昨年末に接種を始めていた。
 ワクチンの投与の回数も国ごとに大きく幅がある。
同データによると、世界中で投与されたワクチンは約1億7794万回。最多は米国の約5288万回で全体の約3割を占めた。中国が約4052万回、英国が約1584万回、インドが約829万回と続いている。
 ワクチン接種時期や投与回数など、国家間で格差が生じていることに対し、不満の声も上がり始めている。ロイター通信によると、メキシコのエブラルド外相は16日、ワクチン生産国と非生産国との間に接種数などで格差が生じているとして、17日の国連安全保障理事会で問題提起することを明らかにした。
エブラルド氏は「(この状況は)不公平だ」と記者会見で説明した。

ワクチン2回接種完了は、20%近くなったがオリ.パラには間に合わず無観客となった。
マァ田舎県はドウデモ良いが...。

太陽光発電3.3kW出力

2021年07月10日 | eつれづれ

太陽光発電出力3.3kWは最大の数値。

210V*16A=3.36kW。

当地は雨上がって午前中、30℃越えとなった。


「原発→再エネ」目指した村 新電力の苦境で思わぬ事態
原発事故で全ての住民が避難し、一部を除き避難指示が解除された福島県葛尾村。
再生可能エネルギーの普及を目指す地元の新電力と契約する村の施設が今冬、思わぬ節電を強いられている。
約400人の村が巻き込まれた「想定外の事態」(村幹部)とは――。
「こんなことでは新電力はやっていけない」。村の約130軒に電気を供給する新電力「葛尾創生電力」(葛尾村)の鈴木精一副社長は危機感をあらわにする。同社は2018年に設立され、「電力の地産地消」をめざす村が社長に副村長を送り込み、資本金のうち半額を超える2200万円も出資した。
昨年11月下旬に一般家庭への電力供給を始めた矢先、電力卸売価格の急騰に直面した。
新電力の多くは自前の発電設備に乏しく、足りない分を「電力卸売市場」で調達する。市場価格は寒波による需給逼迫(ひっぱく)で、昨年12月中旬から上昇。1月15日には最高で従来の30倍を超える1キロワット時あたり251円まで高騰した。
冬は自前の太陽光の稼働が落ち、7割を市場に頼る同社への影響は大きく「1千万円超が調達費で消えた」。
東北電力より1キロワット時あたり1円安いという電気料金を売りとし、契約を勝ち取ってきただけに電気代の値上げは難しい。
電気を売るほど赤字が膨らみ、やむなく1月中旬、使用電力の多い村の施設数カ所に節電要請を行った。

FIT切れの売電価格はタダ同然の9円となった...もうエアコンがんがん使い売電なんかNGだ。
前から逝っているが燃料の外国依存は当然、料金単価に影響する。
夜間発電は0kW、動物の様に電気無しで過ごせば済むが、24時間電気は必要、その分大手電力会社より購入...儲けなど出る訳無しが現実。
家庭用太陽光発電など、儲け度外視、それより再エネ賦課金はトットと廃止願いたいものだ。