eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

別事業所のB種接地抵抗値

2021年07月13日 | eつれづれ

B種接地抵抗値の計算根拠エクセル。
%RL.%XL.%ZsでB種接地抵抗値、三相短絡、単相短絡電流kAが判る。
資料は関東電力の2000年、某事業所データを参考にした。
エクセル計算結果は一致しているが、%インピーダンス(10,000kVA)△◯等、これは変電所~配電線種別等々有り電力会社しかワカラナイ。


スッカリ忘れていたが14年前に電力会社にB種接地抵抗値に関して質問した文章データが有った。

質問に対する回答、不明との項目もあるが、我々ではB種接地抵抗値の数値根拠等は関与出来ない。
何事でも、そうだが根拠等を突き詰めると判らない事だらけ...疑問が出ないのはサッパリ内容も判らない、質問する意味も判らないナイナイづくしの技術者?の様だ。
これは合わせて理解すれば教科書にも無い...good。



高周波誘導加熱VIP炉のトラブル修理

2021年07月13日 | eつれづれ

高周波誘導加熱炉の電源が入らなくなったとのトラブル電話あり。

調査した結果、制御用ヒューズが1本切れていた。こんなものの予備など無いので...。

IV線の素線をハンダ付けしてヒューズ代わりにする。

これで周波数もUPしてパワー75kW、溶解OK操業始める。もう40年経過した米国製、アクセサリーなど無いが丈夫が取り得の様だ。

後日、和泉電気のヒューズホルダとガラス管ヒューズに交換予定する。
ホルダは600V、ヒューズ3Aで特に溶断しても爆発はしないだろう(電圧は420V回路)。
以前、スナバ回路のコンデンサの爆発事故があった。
SCR基板トラブルはメーカーの電話指導しか無いが、今まで無し...事業所より感謝される技術者の針金電気ヤでしたオソマツ。

エンクロ見たいなヒューズより汎用のヒューズホルダ600Vとガラス管ヒューズに交換する事にした。
ヒューズが切れた原因は単なる経年劣化だった。

仮に銅線をヒューズ代わりに入れて稼働中。

DINレールにヒューズホルダ取付て交換完了、再稼働する。

事故報告書の鏡届く

2021年07月13日 | eつれづれ


受託事業所より報告書の押印されたものが工事業者経由で届いたので一式、明日に郵送する。
CDにpdfファイルも書込同封。
前回、速報(48時間以内)で通知したが、今回のは寄り具体的な詳細記載となる。
対策としては、高圧線切断、停電してクランプカバー等の具合みて交換作業が待っている。
2時間停電予定、合わせて定期点検の作業か...。


B種接地抵抗値の算出

2021年07月13日 | eつれづれ

B種接地抵抗値の変更等、お知らせが事業所に来るが、Ωを出すには電力配電線等の色々なファクターを計算しなければならない。
高圧ケーブル多くある配電線で地絡事故を起こした場合、地絡電流が2A以上となる様だ。

これは運悪く感電死亡した事故の様だが、たまに機械に触れるとピリピリ来ると...こんな時は直ぐ当該、ブレーカを切り管理者に報告、電気管理技術者に連絡。
事例では会社、教会の責任で訴えられた、漏電調査の盲点、普通は仕事などしないと思うが...遺族にとっては何でとなるが、漏電ブレーカは必須となる。

この式でも判る様にED.EBが低いと感電した場合、大きな漏洩電流が流れ危険な事となる。
人体抵抗は一般的な2000Ωとした。

感電アプリの結果は空中放電、即死となった?。

接地抵抗値も感電した場合を考えると低ければgoodだけでは無い。
B種接地抵抗値算出も実際は、この様な計算で出てくる。
自家用側のB種接地抵抗値、推奨は電力提示Ω以下となる。

オリ.パラ保安管理強化

2021年07月13日 | eつれづれ
[東京2020]東電グループ、きょうから特別保安態勢/五輪の安定供給守る
東京電力グループは、きょう13日の東京五輪・パラリンピック選手村開村に合わせて、総勢3200人規模の電力供給設備特別保安態勢に入る。閉村までの計53日間にわたり、本社、選手村、オリンピックスタジアム(新国立競技場)に社員が常駐するなどして安定供給を守る。
新型コロナウイルスの流行が収まらず、厳戒態勢下の異例の大会となるが、関係者は「電気のプロとして期待される役割をしっかり果たしたい」との思いで一丸となっている。
東京五輪対応の責任者は東京電力ホールディングス(HD)の山本竜太郎常務執行役が務める。特別保安態勢の期間、本社には配電復旧、工務復旧、通信復旧、給電、サイバーセキュリティー、広報の各班と、統括役を担う「オリパラスタッフ班」を設置する。

重要会議...伊勢志摩サミット、天皇陛下来県など要人予定なれば点検の強化要請が電力会社にも来る→工事、保安管理にも及ぶ。
ただコレも限界があり、日頃の波及事故認識しか無いが...先の鳥獣絡みではドウニモならない現実。
田舎県など公共施設の殆ど管理している保安協会は大変だ。