eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

降雨のなか耐圧試験

2011年11月21日 | eつれづれ
河川敷に設置した水中ポンプ用高圧キュービクルでPASは前に耐圧試験済。

低圧200V三相力率調整装置と過電流継電器。

誰も居ない中、高圧ケーブル及び変圧器等の機器一括直流耐圧試験。

あいにくの雨降りで近くの山には雪がふる寒い午前中だった。

いつもの直流検電器にて印加電圧の確認。

キュービクル内にある水中ポンプ用200V.37kW、3コンタクタのスターデルタ始動MC2台分。

過日、製作したインターロック、警報リレー盤をキュービクルに入れて来る。近々に工事ヤさんが取付て当方は後日、配線等の改造予定。

第1柱高圧気中負荷開閉器(VT.LA内蔵)と高圧ケーブル端末。


地絡時のIo=合成電流(零相電流)

2011年11月21日 | eつれづれ
6.6kV自家用受電の第1柱高圧気中負荷開閉器が地絡事故で動作する...地絡抵抗が100kΩ(0.1MΩ)でIo=零相電流(合成電流)16.1mAの結果となる。一般的にSOG継電器の設定は0.2Aなので10kΩまで地絡抵抗が下がって漸く動作する様だ。事故時はのろのろと抵抗が下がる訳でも無い、一気に完全地絡となるので開閉器の切り動作は瞬時にて事故点より区分する。
この事故時における零相電圧/零相電流位相はθ=65°の角度を持っている。

SOG継電器Io=零相電流、設定0.2Aの時の±10%誤差、0.22A~0.18A。

このエクセル計算はウソかホントか判らないが地絡事故の数値的なイメージがわかれば良し針金電気ヤでした。