チワワのハーデル君(はーちゃん)+豆柴のロン君

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『死のブロック』

2010-05-27 19:30:00 | 旅行
sunadokei5月27日sunadokei

 
10ブロックと11ブロックの中庭。
左は入り口から奥の写真。左の建物が10ブロック、右が11ブロック。
右は奥から入り口の写真。右の建物が10ブロック、左が11ブロック。


『死の壁』・・・右の写真の奥の壁。
ここで、主にポーランド人が銃殺されました。

10ブロックは昨日書いたひどい医師の断種実験棟。
11ブロックは収容所内の刑務所。ここは建物も、室内もすべてオリジナル。
ちょっとしたことでも、11ブロックに移送された。
地下には3種類の監房がある。
そのひとつに『立ち牢』があり、わずか90×90㎝にずっと立っているのです。


囚人達の厨房とあったので写真を撮ったのですが、
なにやら鉄棒のようなものが・・・
近づいて写真を撮ろうと思ったら、奥の壁の絵が・・・
よく見ると、人が吊るされている・・・
そう、集団絞首台でした。見せしめの死刑執行が行われた。


『焼却炉・ガス室』
1941~1942年にわたって、ソ連捕虜とユダヤ人が毒殺。
隣に焼却炉があり、1日350人の死体が焼かれました。

入り口。ズーンと重たい気分で中の見学。

厨房と書きましたが、食事らしい食事ではありません。
朝食として、500CCのコーヒーと呼ばれた液体。
昼食として、1Lのほとんど水のような腐った野菜で作られたスープ。
夕食として、300~350gの黒パン、3gのマーガリン、薬草の飲み物

重労働と飢えで体は完全に衰弱していきました。
そして、衛生面も悪く、鼠、虫、これらで伝染病の原因となった。

これはほんの一部の紹介です。

次からは、収容所2号ビルケウナ、ブジェンカ村。