お誘いを受けて BEIGEへ。
かのデュカスのお店だそうな。
場所がわからず、ネットが繋がらず、茅場町のホテル1階のパソコンの画面を拝借。
ぽつんと上に離れたボタンがベージュのボタン。
五十嵐シェフと、伊藤ゆうさんと、大輔さんのお話を伺いながら
食事は進む。
解説を聞きながら味わう歌舞伎のようであります。
みんなどしどし質問するし、お店の方もどんどん答えてくれる。
心地よい。厨房も見せていただいた。得がたい機会である。
そこは遊園地であり、劇場である。
初心者も上級者も楽しめるワンダーランド。
硬い表情のアベックが、時間と共にほどけていくのがわかる。
真剣に楽しむシェフと、おいしいものに見せるゆうさんの笑顔が素敵。
ワインに唸り、デザートに熱くなる。
食事をしながら観戦している気分でもある。
1年に2回来たいという、
季節に一度訪れたいという、そんな気持ちがよくわかります。
アランデュカスという、楽しませ上手の作った桃源郷なのですなあ。