どんな本を読んだか、というリストのメモを始めて、四年が経った。
記録のためと始めたことであったが、
あとからその本を探す「検索」に役立つ。
相変わらず同じ本を二回買ってしまうことがあり、
しっかり記録に残る。残念だ。
一年に読む本の数はこの四年間変わらない。
そんな中から、この半年の中で
「よかったなあ」という本について記してみる。
「センセイの鞄」 川上弘美
とても面白く、この作者の本を十冊ほど読みました。
「おめでとう」「ゆっくりさよならをとなえる」など文庫本で買えます。
半現実の不思議な味わいです。
「博士の愛した数式」 小川洋子
読んですっかりファンになりました。
「ブラフマンの埋葬」などもよかったです。
私の中では 川上氏と小川氏は
「現実と非現実の間」に世界を作る匠(たくみ)です。
「求愛瞳孔反射」 穂村弘
主な活躍の場は短歌ですので、歌人ということになるのでしょう。
この本は詩集です。
「にょっ記」という本もあって、
こちらも笑いが止まらないので、
地下鉄の中で読んだりしないほうがいいですよ。
「僕たちは歩かない」 古川日出男
ジャケ買いしました。面白くすぐに本屋へ行き、
「二〇〇二年のスロウ・ボート」「アビシニアン」の二冊を買い、
その日の内に読み切ってしまいました。
「13」も読み応えがありました。
出会いということではこの人が、
私にとっての上半期の一番になるでしょうか。
「君に届け」 椎名軽穂
マンガだ。マンガは読まないように注意しているのに読んでしまった。
しかも少女マンガだ。別冊マーガレットである。
勧められて読んだら面白かったんだよ。いやあ油断してしまった。
そのうえ感動してしまった。面目ない。
せめて繰り返し読まないように注意しなければ。ああ。
記録のためと始めたことであったが、
あとからその本を探す「検索」に役立つ。
相変わらず同じ本を二回買ってしまうことがあり、
しっかり記録に残る。残念だ。
一年に読む本の数はこの四年間変わらない。
そんな中から、この半年の中で
「よかったなあ」という本について記してみる。
「センセイの鞄」 川上弘美
とても面白く、この作者の本を十冊ほど読みました。
「おめでとう」「ゆっくりさよならをとなえる」など文庫本で買えます。
半現実の不思議な味わいです。
「博士の愛した数式」 小川洋子
読んですっかりファンになりました。
「ブラフマンの埋葬」などもよかったです。
私の中では 川上氏と小川氏は
「現実と非現実の間」に世界を作る匠(たくみ)です。
「求愛瞳孔反射」 穂村弘
主な活躍の場は短歌ですので、歌人ということになるのでしょう。
この本は詩集です。
「にょっ記」という本もあって、
こちらも笑いが止まらないので、
地下鉄の中で読んだりしないほうがいいですよ。
「僕たちは歩かない」 古川日出男
ジャケ買いしました。面白くすぐに本屋へ行き、
「二〇〇二年のスロウ・ボート」「アビシニアン」の二冊を買い、
その日の内に読み切ってしまいました。
「13」も読み応えがありました。
出会いということではこの人が、
私にとっての上半期の一番になるでしょうか。
「君に届け」 椎名軽穂
マンガだ。マンガは読まないように注意しているのに読んでしまった。
しかも少女マンガだ。別冊マーガレットである。
勧められて読んだら面白かったんだよ。いやあ油断してしまった。
そのうえ感動してしまった。面目ない。
せめて繰り返し読まないように注意しなければ。ああ。