あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

笑い話

2015年04月17日 03時20分06秒 | 写真

 

昨日、母親をいつもお世話になっている方の所へ送っていった。

その方はもう高齢なのだが、息子夫婦とは別れて生活していた。

すごいグルメで、テレビで「ここの○○は、おいしい」と聞くと、

すぐ全国からお取り寄せしているのだ。

息子が大企業の幹部なので生活も豊かなのだろう。

 

いつも色々いただいているので、母親の実家がある山形県から

そうめんを買って持っていった。

母親の定番のお返し物は「喜多方ラーメン」なのだが、

同じ喜多方市民にそれはなかろう。

だから地元の方へのお返しはいつもそうめんにしているのだ。

 

そうめんを届けて、さあ帰ろうというとき、

「ちょっと待って、これすこぐおいしいの」

と、ひとしきり母親に何か説明した後、紙袋を手渡した。

「いつもの、京都のお菓子かな」

と思って中を覗いてみた。

そこには「ひやむぎ」と書かれていた。

笑ってしまった。

そうめんのお返しがひやむぎかよ。

純粋に、おいしいからぜひ食べて欲しい、という彼女の気持ちだけは

伝わったけどね。