あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

うれし恥ずかし、ヌード撮影会の巻 最終回

2015年04月06日 01時08分29秒 | 写真

  

つづき

  

今日、現像に出したのは、仕上がりをすぐ見たい、ということと、

明日(月曜)に出したくないという考えがあったからだ。

大きい現像所は土、日休みで月曜に自動プリンターのスイッチをいれる。

スイッチをいれてからしばらくは、現像液が安定しない。

自分の大切なネガを「ならし運転」に使われてはたまったものではない。

日曜日に運動会、月曜日に現像というのは、最悪のパターンなのかも。

  

受付に半券をみせたらできあがっていた。

受付のおねえさんは、

「こちらですね、確認お願いいたします」

といって、中の写真をとりだした・・・・が、その瞬間、固まってしまった。

そして、とんでもないことをしてしまったかのように

すばやく写真をしまうと、上ずった声で

「おまたせしました」

と、言った。

  

私は、中身がどんな写真か知っているので、なにも驚かなかったが、

何も知らない彼女にとってはかなりショックだったようだ。

後で店長と忘年会の席でその話をしたが、やはり同じ事例が2、3件あり、

その時はクレームがついたという。

それ以来、写真はだしていないとのことだ。

  

仕上がりは、一言でいうと「まあ、まあ」だった。

なぜ「まあ、まあ」か?

ピントや露出はうまくいったが、とても自分の意図した

通りの状態で撮影できたとはいえない。

とりあえず、裸の女を撮ったという感じだ。

でも、撮影会なんてこんなものかもしれない。

ほんとうに自分の思い通りに撮りたかったら、個人でモデルを雇って、

会場のセッティングを自分でやるしかない。

手軽な金額で裸の女が撮れる、ということが撮影会の

本当の楽しみなのかもしれない。

  

これを読んでいただいて、ヌード撮影会=スケベオヤジとだけ思っていたみなさん、

少しは考えを変える機会になったでしょうか。

みなさんも、もし、参加する機会があれば参加してみてください。

そのかわり、はしゃぎすぎて店員さんに

「中にちょっとプリントできないものが、ありまして・・・」

という、なんともみっともないことを言われないように注意してくださいね。

  

                  -- 完 --

  

* 2015年 追記

  

   私の感想ですが、やはり素人が撮るヌード写真はエロ写真ですな。

      「おまえは芸術が理解できないようだな」

   と言われれば、素直に「そのようですね」と答えますよ。

   撮影会では自由に撮影できますが、それを自由にプリント、発表できるか

   といえば、それは別問題です。

   社会の状況、周りへの影響を考慮のうえ、自己責任で行ってください。

   また今はホームページやブログにアップする人もいるかも知れませんが、

   肖像権の問題がありますので注意してください。

ヌードモデルは家族に内緒の場合も多く、許諾が得られない場合もあります。

 

コメント (4)
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