あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

寒い冬はブツでも撮るか その4

2012年06月21日 08時18分07秒 | 写真

 

コマーシャル写真でもやってみっか 編

 

しかし何ですね、こんな”練習試合”のような作品を発表できる

機会があるんですね。いい時代になりました。

それではスタートです。

 

今回は”思わず欲しくなるように”という課題を設定しました。

 

生地屋さんでピンクのサテン生地を購入。

食器屋さんで”ちょっとだけ高い”ワイングラスを購入。

ワインの味は写真に写らないので、安物を用意。

 

黒の背景紙にサテン生地をセット。

ワイングラスにワインを入れて、カメラを三脚にセット。

マクロレンズをセット。

今回はバックライトに挑戦です。

デーライト(ブルーライト)をセンター斜め上と背景紙の裏にセット。

バックライトが背景紙を透してグラスに当たるように位置を調整。

 

と、ここまでは良かったのですが、アクシデント発生。

ライトの熱でワインのアルコールが蒸発しモヤモヤが発生。

みるみるうちにワインの量が減少。

こりゃやばいと思い、撮影中止。

仕方が無いので、赤インクで代用。

種明かしをすれば、これは赤インクの色でした。

 

どうでしょう、左党のみなさん。

おいしそうに見えますかね。

 

撮影データー

Canon EOS-1HS EF100mm macro f2.8 f11 AV PKR ポジをスキャン

Wine102

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寒い冬はブツでも撮るか その3

2012年06月20日 08時07分53秒 | 写真

小物でも撮ってみっぺ 編

 

今回は映り込みをきれいに出す、という課題を設定。

 

郡山市のS-PALから500円で髪留めを購入。

(県外の皆さんごめんなさいね、話がローカルで)

黒の背景紙に髪留めをセットし、カメラを三脚にセット。

マクロレンズを装着。

白熱灯を前方斜め上にセット。

かなりの寄りになるので、全体的にピントがくるようにするのは不可能。

従って絞りはf8程度にする。

白熱灯なので色温度を上げるため(赤みを抑えるため)、ブルー系のフィルター

を装着。

”青い玉”なので正常値より若干青い方が強調されるようです。

そのまま撮影すると、電球の球の形がそのまま映り込むので、電球の前に

トレーシングペーパーを置き、ぼけが映り込むようにする。

 

という感じでこんな作品になりました。

ブルー系のフィルターを使うと、金属部分の”金色”がさえなくなるの

ですが、ブルーと金色を同時にきれいにだすのはむずかしいです。

あべちゃんの実力の限界です。

 

撮影データー

Canon EOS-1HS EF100mm macro f2.8 f8 AV PKR C5フィルター ポジをスキャン

Barreta103

 

*厳重注意*

あべちゃんのまねをしてみようという方がいらっしゃれば、次のことに

注意してください。

トレーシングペーパーは非常に薄い紙です。

100W程度の白熱灯の熱でも簡単に発火します。

絶対に電球の球にさわらないよう、充分距離をおいて設置してください。

紙で電球の傘を覆うのもダメです。温度が急激に上がります。

火災には充分注意してくださいね。

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うわさのそば処 ハセ川

2012年06月18日 01時54分06秒 | グルメ

今回は一ノ木にあるハセ川さんです。

前回訪問した弘法そばの2~3軒隣りです。

詳しい道順は私のブログの”弘法そば”の項目を参照してください。

あっそうそう、毎回奇抜な題名を考えるな、とお思いの方もいらっしゃる

かもしれませんが、それはお店の”商標”または”キャッチフレーズ”

です。そのまま使わせて頂いてます。

ですから、”長谷川”でもなく”ハセガワ”でもなく”ハセ川”なのです。

お店は一般的な田舎のそば屋さんのスタイルです。

普通の民家ですが、この店は自宅の奥に別棟であります。

新築という感じはしないので、納屋をリフォームしたのかも・・・

Cimg0114

入るときは見えないので、ホントにここ?って感じがしますが、

入っていくと店の看板と暖簾が見えます。

Cimg0115

メニューは、一般的なセットメニューと単品メニューです。

では天ザルにしましょう。

あら、二つある。

Cimg0119

うーん、Aはちょっとそば以外が多いなぁ。

でもBは”B”という響きが、「Aより下だよ」的なんですよね。

まぁ、値段的にはたしかに下ですが・・・

とりあず今回は”B”セットにしました。

待ってる間にパンフレットを見ると、大将は女性ですね。

そばを打ってる写真が載ってます。

なんでも、昔の山都ではそば打ちができないとお嫁に行けないと、

言われていたそうです。

だから、ある年代より上の女性はみんなそば打ちができるそうですよ。

今はわかりませんよ・・・

私の他に都会から泊まりがけで仕事をしている団体がいました。

いつもなら、他でワイワイ喋りながら食事をされると、

「だまって、食え!」

と思うのですが、いざ自分も話の輪に入ると、これはこれで楽しい

ですね。認識を改めました。

ここで暮らしたいね、とか言うので、

「メートル単位の雪に耐えられます?」

と話したら「そんなに降るんですかぁ!」と驚いてました。

降るんですよぉ。

どこにも、良いところと残念なところがあるんです。

そばが来ました。

Cimg0120

うわっ、かなり香りの強いそばですね。

昔から栽培している、一ノ木の地粉らしいです。

つゆはちょっとかつおの香りが強いですが、それほど気になりません。

でました”コシアブラ”の天ぷら。

大きすぎてそば猪口に入りません。

結局、解体することに・・・

しかしこのそば屋さんけっこうやりますね、うまいですよ。

全体的に高評価ですが、少し残念ポイントがあります。

 

残念ポイント

天つゆがない。

つゆがなくても塩があればいいんですけど、塩もないのでめんつゆ

で食べることになります。

すると、つゆに油が・・・

天ザル食ってるのに何言ってんの?と言われそうですが、やっぱり

別々に食べたいじゃないですか。

後で別のブロガーが初めから塩が振ってある、と書いてありましたが、

感じませんでしたよ、私は。

 

厨房から油の臭いがきます。

開けっ放しの窓からは、自然の爽やかな風が・・・

ここまでは良かったのですが、厨房が風上のため天ぷらを揚げるとその臭い

がこちらまできます。

こればっかりは、運が悪かったと思うしかありませんね。

ということで、普通にうまい店、行って損はない店、ということに

させてください。

 

サービスのそば湯でいれたコーヒー。

「おれはインスタントだ、ごめんね」的な風貌ですが、いいじゃないですか、

そば屋さんなんだし、気持ちですからね。

さすがにコーヒーの香りにはかないませんが、コクがありましたよ。

Cimg0121

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雨が続くなぁ

2012年06月17日 07時04分48秒 | 写真

基本、雨降りは撮影に出かけません。

理由は2つ

1つは濡れるのがイヤだから。

辛いことはプロに任せましょう。楽しくないと続きません。

2つ目はカメラが水に弱いから。

「今のカメラは防塵、防滴構造じゃね?」

だったら、水たまりに落としてみますか?

雨の撮影の場合、最悪こういうシナリオだってあるのです。

そんなものは腕時計の”生活用防水”程度だと思ってください。

まぁとにかく程度の差こそあれ、昔も今も電気製品は水に弱いのです。

ボディより心配なのはレンズ。

水滴を拭き取っても、湿気という”気体”になってレンズ内に侵入

されると、カビの原因になります。

カビの発生は画質が著しく落ちるということと、レンズの商品価値がほぼ

なくなるということを意味します。

オークションや中古で売れなくなるということです。

これは深刻ですよ。

交換部品の保有期間でしたら、メーカーのサービスセンターで交換、

クリーニングしてもらえますが、光学製品は部品よりも調整費がばか高い

んですよ。玉の光軸合わせとかね、測定器使いますから。

新しいレンズが買えるくらいになることだってあります。

カメラの心臓部である最新のセンサーユニットが壊れたときより、

削りだしの非球面レンズ1枚ダメにしたときの方が高くつきます。

「だったら、せんべいの乾燥剤がんがんケースに入れて・・・」

ところが、乾燥し過ぎるのも良くないんですよね。

今のレンズは低コストで高級素材のレンズと同じ性能を持たせようと、

2枚のレンズを透明な樹脂で貼り合わせて1枚のレンズにしているものが

あります。貼り合わせレンズと言います。

その樹脂が乾燥し過ぎると剥がれるときがあるらしいです。

でも、安心してください。

あべちゃんの経験上、よほどの悪条件で保存しないかぎりカビや

レンズの剥がれは発生しません。

日本のカメラメーカーは優秀ですよ。

でも、炎天下で車の中に長時間放置なんて”ワイルド”なことは

やめてくださいね。

  

ということで、雨はイヤだけど、雨の雰囲気が出ている写真

でも撮ってみっかぁ、という作品。

ちなみに、晴れてます。

チャリンコの持ち主のガキが感心してました。

どうだい、大人ってすごいだろ。

  

撮影データー

Canon EOS 5D MarkⅡ EF24-105mm f4L f5.6 AV フォギー+C5フィルター

Jitensya097

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目線を上げてみると

2012年06月16日 09時30分19秒 | 写真

この季節、どこもかしこも花盛り。

写真撮るぞぉ、作品作るぞぉ、ブログネタ作るぞぉ・・・

花・・・花・・・花・・

毎日視線が下がりっぱなし。

歩いているときもそうだし、車を運転してる時も脇をチラチラ、そればかり。

しかし、ふっと目線を上げてみると、そこには萌えるような新緑

の世界が広がっている。

ここにも初夏の佇まいがあった。

赤でもなく、ピンクでもなく、黄色でもない、爽やかな萌葱色が・・・

なぜが命のエネルギーが感じられますよね。

元気に、そして清々しい気分になれます。

 

さて、見ている方にその気持ちが伝えられますかな。

あべちゃんの腕の見せ所であります。

どうでしょう。

 

撮影データー

Canon EOS 5D MarkⅡ EF24-105mm f4L f5.6 AV

Shinryoku066

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