ハレルヤ!  喜び、喜びおどろう

聖書のことばを中心に、2019年12月から、あふれる思いをブログにまとめています

断食によって強められたのだろう

2025-02-12 | 旧約聖書

「断食」という言葉が新約聖書に出て来ている個所を調べた。
使徒27章9節に「断食の季節も過ぎていたので」とあった。
これは、モーセ律法にあった年に一度の贖罪の日の断食がなされた日で、太陽暦で10月頃。
だから、冬に向かい羅針盤のない航行は11月からは不可能になるギリギリ時です。

 

パウロが乗せられた船はカイザリヤからローマに向けて出発し、まず百人隊長ユリアスの親切のおかげで、シドンで友人たちのところに行ってもてなし、励ましを受け出帆した。

しかし、それからは「ようやくのことで」「ようやく」と表現されるほどに、風に悩まされて島影を岸に沿って航行して、良い港と呼ばれる所に着いた。

 

使徒の働き
27:9 かなりの日数が経過しており、断食の季節もすでに過ぎていたため、もう航海は危険であったので、パウロは人々に注意して、
 27:10 「皆さん。この航海では、きっと、積荷や船体だけではなく、私たちの生命にも、危害と大きな損失が及ぶと、私は考えます」と言った。

 

こんな航海士や船長が反対するような、災難の預言を大胆に話せたのは、断食の季節、同行していたテサロニケ人のアリトタルコとともに、本当に断食をして祈って、神様からの力と励ましを得ていたからだろう。

シドンで別れた友人、また他にもパウロの支援者達も、パウロ達のために祈っていて、断食をして祈る人もいたことだろう。
こうして、これからさらに困難が激しくなる航行に立ち向かうための力と確信が強めたのだろうと思われる。

アリスタルコは、
ローマで投獄される時まで一緒にいて、命がけでパウロの働きを助けた人です。
与えられた使命から片時も離れず、付き従う人だった。
キリスト者の見本のような方だなと思いました

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