今回の大阪旅行。
もうひとつ、思いがけない大きな出会いがありました。
早朝に大阪南港に到着した29日(土)に、和歌山県は田辺市の
「熊野本宮大社」へ、参拝ドライブに行ったのです。(結構遠い・・)
この、ちょっと無茶とも言える長距離日帰りドライブは
当日の朝、突然決まったもの。
翌日のマラソンのことを考えて
無難に京都か神戸あたりで軽く遊ぼう、と考えていたのですが
なんとなく成り行きで・・・。
熊野は、きょんくんと“いつか行こうね”と言っていた憧れの地。
それが思いもかけずに実現するとは・・・。
ここには、「八咫鴉」という特別な烏(からす)がおわしますのですが
その八咫鴉こそが、あひょの憧れで。
それはなぜか。
京極夏彦さんの小説「巷説百物語」シリーズの登場人物
御行の又市が、小右衛門の死を見届け、山岡百介の前から姿を消した後
名乗っていた名前こそがこの「八咫鴉」だったのですね。
もともと、大國魂神社で「からすうちわ」をいただいたりと
からすってかなり好きなのです。
現実の生き物としてのからすも
ハシボソガラスとカチガラス(カササギ)が大好き。
あひょにとっては、ちっとも嫌な存在ではないのです。
そしてもちろん、熊野本宮大社に詣でたかった最大の理由は
主祭神が「家都美御子大神(素盞鳴尊)」であること。
そんなこんなで、ちょっと夢のような熊野詣での実現だったのです。
実際に訪れた熊野本宮大社は
非常に大らかで、それでいて力強く
とても清々しく気持ちの良いところでした。
今回は車だったので、残念ながら熊野古道を歩くことができませんでしたが
次回は古道も歩みつつ、熊野三山めぐりを、と思ってます。
強いご縁を感じた今回の参拝。
神様に感謝しつつ、「やたがらす導き守り」と「牛王神符」をいただきました。
これから進むべき道へ、どうぞお導き下さいますように。