猫の聴覚は犬以上に鋭い、というのは前から知ってたけれど
なるほど、うみもそらも物音にはかなり敏感です。
砂利敷きの我が家の駐車場に車が入ってくると
ザザザザザ・・・と音がするのですが
この音を聴くや否や、リビングの窓際に急行です。
名付けて、うみそら警備隊(笑)
いや、我が家のセコムならぬ“ニャコム”ですか。
数日前、ガス屋さんが交換に来られた時も
早速、ニャコム発動です。
「あ!誰か来ましたな。」
「来ましたな。」
「なんだなんだ。」
「やや。侵入者のようですな。」
「むむむ。それは大変。」
「北側チェックしました。」
「侵入者はどうやらキッチンの裏手に回ったもよう。」
「どれどれ。」
「ややや。まさしくクセモノ。」
「むむむ。何やら仕掛けておりますぞ」
「やや。まさしく。」
「もしやバクダン?」
「これはゆゆしき事態。」
「われわれは見守るしかありませんな。」←頼りにならない・・・
しばし後、ガス屋さん撤収。
「むむむ。引き上げてゆきますな。」
「ふぅ。無事、任務完了。」
(この頃、そらは既に飽きて一人遊び中)
慎重かつ保守派のうみ隊長は
トラックが駐車場を完全に出て行くまで、静かに見守っていたのでした。
ふたりと一日ゆっくり共に時間を過ごせる日はあまり多くないけれど
たまにずっと傍にいると、面白い発見の連続です。
頼りになるかどうかは別として(笑)
ニャコムの防犯センサー、なかなかの感度です