東電福島第一原発事故で収束作業の陣頭指揮を執っていた前所長、吉田昌郎氏の福島民友新聞の記事(平成24年7月25日)危険を顧みず行動する部下「地獄の中の菩薩」と云い感謝したと言われた。それに法華経の地面から湧いて出る菩薩をイメージしたと言われています。
私は、この記事を読んだときにすぐ法華経の縦地湧出品第15であると思った。この経典は、お釈迦さまは即座に、この娑婆世界には出家在家を問わず無数の菩薩がいると私が入滅したのち不惜身命に教えを説き広めてくれます。
貴方たちの援助は不要です。ときっぱりと断られたのである。
空中で説法を聴聞していた大衆がアッと声を上げて驚いた
見下ろすと地上から無数の菩薩が湧き上がって来たのであります。先頭の四人に続いて、菩薩達が雲集して空中のお釈迦さまと多宝如来に合掌礼拝し、お釈迦さまはこの難しい娑婆世界でのご化導まことにご苦労様です。とお釈迦さまを懐かしい目で見上げ礼拝しました。呆気にとられた娑婆の弟子達を見られたお釈迦さまが最初に来た四人は、上行、無辺行、
浄行、安立行で菩薩達の先達だ。過去の世から私の教えを実践してきたのだ。ここに湧き出た菩薩達はみな衆生を救い導く力を養っている。だから輝いているのだ・・・・・
御仏の仰せはすべて真実です疑うことはありませんが私たちの想像をはるかに超えています。凄まじい状態の中で吉田前所長は部下の後ろ姿に「手を合わせて感謝」。
この方は上記の四人の中の一人であって大先達ではないでしょうか
合掌
会津天王寺 柴田聖寛
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